世界を飛び回る客室乗務員(CA)は、旅行のプロ。つまり……パッキングのプロでもあります!
JALの現役CAさんが普段から活用しているパッキングのコツを教える動画がYouTubeで公開され、話題を呼んでいます。
その速さ、そして細かいワザに目からウロコが落ちまくりです!
今回紹介するのはJALのYouTubeサブチャンネルに投稿された「CAが1泊2日の旅行するなら?パッキングのコツ&持ち物紹介!」と題された動画。
忙しい時には月の半分ほどを海外で過ごすという現役CAの新飼さんが、普段のお仕事やプライベートの旅行の際に活用しているパッキングのコツを教えてくれています。
1泊2日分の荷物を用意し、実際に使っているスーツケースへのパッキングをカメラの前で実演してもらったところ……なんと3分7秒で準備完了!は、速すぎる〜〜!
スピーディかつ効率的なパッキングを実現する裏技は? 細かくコツを見ていきましょう。
コツ1:重くて大きいものはなるべく下に
靴などの重くて大きいものは、なるべくスーツケースの下に詰めるのがおすすめ。
理由は、下部に軽いものがあると、キャリーで運んでいる間につぶれてしまう可能性があるから。
とはいえ、外を歩き回る靴をそのままスーツケースに入れるのはさすがに抵抗がありますよね……。ぐちゃっとビニール袋にいれるのもガチャガチャするんだよな〜。
新飼さんがおすすめする意外なアイテムはなんと「シャワーキャップ」。
両足をまとめてくるめば、左右がバラバラにならず、しかも靴裏が荷物に触れて汚れることがありません。勉強になる~!
重量があり、かつ割れやすい家電や壊れ物は、ダウンジャケットなどやわらかいアウターの中にくるんで入れると輸送時のダメージを軽減できます。
お土産のワインや食器などを梱包する時にも役に立ちそうですね!
でも見慣れないこの物体、一体なんですか……?
正体は「折りたたみ式のケトル」でした!
万全の体調でフライトで挑むためにも、衛生環境には気を付けたいCAさん。新飼さんはこちらの持ち運べるマイケトルを愛用しており、海外のホテルでよく使っているそうです。
折りたためば薄くコンパクトになる便利なアイテムで、周りのCA仲間にも持ち歩いている人が多い隠れたお役立ちグッズと紹介しました。
コツ2:洋服はファスナー付きの布の袋にイン
どうしてもかさばってしまう着替えの服はどう収納する? さまざまな方法を試してきた新飼さんがたどりついたベストは「ファスナー付きの布袋」でした。
圧縮袋も試したけれど、布袋のほうがたくさん入る!という結論になったそう。
ちなみに、シワになりやすい洋服をしまう際は、「内側」に別の服を用意し、それをくるむように「外側」にすると、シワがつきにくいそうです。これは高等テクかも……!
さらにしっかりシワを防ぎたいスカーフやワイシャツの持ち歩きには、クリアファイルを活用。どちらもCAさんの勤務には欠かせないグッズですよね。
きれいにたたんでフラットな状態でクリアファイルに挟んでおくと、スーツケースの中でくしゃくしゃになるのを防げます。これはすぐに真似できそうですね!
コツ3:小物類は最後に隙間に埋めていく
ハンドクリームやメイクポーチなどの小物類は、最後に隙間を埋めるように入れていきます。ちょっとした空きスペースも有効活用しましょう。
新飼さんは化粧品などは試供品のものをとっておいて、メイクポーチに入れて持っていくそうです。コンパクトに収まるちょうどいいサイズですよね。
勉強になることばかりだ…
コメント欄でも「勉強になりました!」「参考になります」と好評の声が続出。
現役CA新飼さんだからこその、品のある言葉選びや所作も素敵です。
YouTubeチャンネル「JAL、サブチャンネルはじめました。」では他にもJALのCAさんの1日のスケジュールやメイクアップ術の動画を公開しています。
ぜひチェックしてみてくださいね!