知ってた? カレーとライスを1つの鍋で同時に作れる裏ワザ「食器を汚さず洗い物が不要」超合理的なアイデアを農水省が提案

    食後の食器洗いが面倒という人にもおすすめ

    洗い物がめちゃくちゃ楽になる……!? カレーとライスが1つのお鍋で一緒に作れるライフハックが話題です。

    食に関するさまざまな情報を発信している農林水産省(@MAFF_JAPAN)の公式X(旧Twitter)が、2月20日に「ポリ袋でカレーライスを作る方法」について投稿しました。

    「ポリ袋を使うと、カレーとライスが一つのお鍋で作れるんです!」

    【ポリ袋deカレーライス】
    アウトドアの先輩に教わったカレーライスの作り方🍛
    ポリ袋を使うと、カレーとライスが一つのお鍋で作れるんです!

    ポリ袋のままお皿にのせれば、食器を汚さず洗い物が不要になるため、非常時の調理にもおススメです
    ※レシピは2皿分です pic.twitter.com/JPTc1CtdLR

    — 農林水産省 (@MAFF_JAPAN) February 20, 2024
    Twitter: @MAFF_JAPAN

    公式Xによると、この作り方はアウトドアの先輩に教えていただいたレシピなんだとか!

    ポリ袋に入れて鍋で煮込めば、具材とライスを同時に作れるという超合理的なアイデアです。

    この方法について公式アカウントは、次のようにメリットを説明しています。

    「ポリ袋のままお皿にのせれば、食器を汚さず洗い物が不要になるため、非常時の調理にもおススメです」

    筆者もカレーはよく作りますが、鍋に焦げ付いちゃうと洗い物が大変なのが玉にキズ。

    でもこのやり方なら、お鍋が焦げ付く心配もなく洗い物も楽々ですね!

    やり方は、下記のとおりです。レシピは2皿分とのこと。

    ①お米(1合)と水(180ml)を袋に入れて30分浸水する。

    お米を浸水する

    ➁カレールー(2かけ)と好きな具材をみじん切りにする。

    缶詰のコーン、ツナ、刻んだ玉ねぎ、カレールー

    ③カレーの材料と水(150ml)をポリ袋に入れる。

    袋に入ったカレーの材料

    ④耐熱性のお皿を鍋に敷き、水を沸騰させたら①③を皿の上に置き弱火で蓋をして25分煮込み、火を止め10分蒸したら完成。

    ポリ袋ごとお鍋に入れます

    Twitter: @MAFF_JAPAN

    また公式アカウントは、このレシピの重要なポイントについて次のように解説しています。

    「カレーに入れる具材は火が通りやすいように、細かくする」

    「袋が膨張して破裂しないように、空気を抜いて上部で口を結ぶ」

    「 <注意> ・使用するポリ袋は必ず耐熱性ポリ袋を使用する」

    「煮込む際にポリ袋が鍋底に直接触れると溶ける可能性があるため、お皿を敷いてその上にポリ袋を置く」

    これらを守れば安全に作れるんですね!

    実際に同じ手順で作ってみました。レシピではカレールー、玉ねぎ、コーン、ツナでしたが、筆者はダルカレー(豆カレー)が好きなのでひよこ豆をプラス!

    カレーの材料

    まずはお米を水に浸して……

    お米

    みじん切りにした具材を袋に入れます。

    カレールー、ひよこ豆、玉ねぎ、ツナ、コーン

    お皿を敷いて水を入れ、沸騰したら袋ごと煮込んで……

    袋ごと鍋で煮込む

    完成! お皿を取りだしにくかったので、先に少しお湯を捨てると良いかもしれません。

    カレー完成

    盛りつけも綺麗にできました

    白い皿に盛られたカレーとご飯の写真です。カレーにはコーンが入っています。

    お米もちもち、玉ねぎは飴色です。完璧。

    カレー近影

    筆者も実際にやってみたところ、思ったよりきちんとしたカレーができてびっくりしました!

    いざお皿に盛りつけようとしたときにお湯の底に沈んでいるお皿を取るのに苦戦したり、完成したカレーをポリ袋からお皿に移すときが少しやりにくかったり、といった一面もありましたが……カレーの具にはしっかり火が通って玉ねぎのコクが出ていましたし、ご飯はもちもち!

    何よりお鍋が焦げ付く心配がなく、具材を入れたらあとは放置できるのはうれしいですね。

    お鍋を洗う手間を省きたいときや、調理中に他の用事を片付けたいときに活用してみると良いかもしれません。

    また、災害時で水が足りないときや、キャンプのときなど、さまざまな場面でも役立ちそう。覚えておいて損はないライフハックですね!