セネガルの首都ダカールにある女性と子どものためのシェルター「ラ・メゾン・ローズ」
ここで写真は撮られた。
アーティストのデルフィーヌ・ディアロさんが女性たちを撮影し、コラージュを手伝った。英セーブ・ザ・チルドレンの協力で、作品は生まれた。
10月11日#国際ガールズデー(#DayofTheGirls)のためだ。
アーティストのディアロさんはBuzzFeed Newsの取材にこう話す。
コラージュ作品は女性5人の人生を映し出す。
セーブ・ザ・チルドレンに体験を語った。
1. ペンダ(21歳)レイプされて身ごもり、シェルターに暮らす。
2. クンバ(26歳)子どもの父親にも、家族にも捨てられ、シェルターに暮らす。
3. ファト(25歳)知らない男にレイプされ妊娠した。
4. アンタ(25歳)4歳の娘ソクナとシェルターに暮らす。3人目の子どもを妊娠している。
5. マリエーム(15歳)2歳の息子モハメドとシェルターに暮らす。
セーブ・ザ・チルドレンは作品を展示し、売却することで資金集めにつなげたい考えだ。
セネガルの女性の3分の1は18歳未満で結婚している。女子教育や妊産婦の死亡、社会進出状況などからなる「女性の機会インデックス」で、セネガルは144カ国中98位だった。(日本は35位、トップはスウェーデン)
セネガルの女性が直面する問題に光を当てたいというアーティストのディアロさん。BuzzFeed Newsにこう話す。「美しく、色彩豊かで、魅了するコラージュ作品。作品を通じて、みなさんにここで起きていることを知ってもらえたら」
(特定されないように、子どもたちと女性たちの名前は変えてあります)