電車で赤ちゃんと目が合うと、思わずニコって微笑みかけたくなっちゃいますよね。それぐらいならまだしも、ついつい変顔しちゃうことってありません?
「あるある!」っていう方、ぜひこのマンガを読んでみてください。
衝撃の結末
題して「電車で赤ちゃん笑わせ隊の皆様へ」。『はんなりギロリの頼子さん』などの著書もある漫画家、あさのゆきこさんによる作品です。
「赤ちゃんにだけ」見えていると思い込み、電車内で渾身の変顔を披露。完全犯罪を成し遂げたかのように、素知らぬ顔で立ち去っていく女性。
ここまでなら「あるある!」ですが、その後に衝撃のモノローグが続きます。
《親の立場になって分かりました。親めっちゃ気付いてるし、めっちゃ気まずいということを‥》
子どもが生まれ、逆の立場に置かれた女性は、男子高校生からわが子に変顔を仕掛けられ、必死に気づかないフリをします。き、気まずい…。
そして最後は、こんな注意書きで締めくくられています。
《意外と視界に入ります お気を付けください》
わが子に向かって…
あさのさんが漫画を投稿したツイートは5万回以上リツイートされ、12万を超える「いいね」がつくなど、大きな話題に。
「赤ちゃんを見たら、ついやってしまいます」「親は気付いていないと思ってた。でもやめない。笑かし続ける」など、様々な声が寄せられています。
BuzzFeed Newsは、あさのさんに作品づくりのキッカケを聞きました。
「以前から、電車でこっそり赤ちゃんを笑わせるために変顔をしていました。そして先日、わが子をだっこして電車で移動するときに、男子高生が視界の隅でわが子に向かって変顔をしているのが見えました」
「じゃあそれまで私がこっそり行っていた変顔は、親御さんにバレていたのか!と恥ずかしくなったのがきっかけです」
あさのさんは、夫と7ヶ月の娘さんとの3人家族。漫画はまさしく実体験に基づいたものだったんですね。
隊員活動は「続けます」
想定外の反響に驚いているという、あさのさん。変顔に戸惑いこそすれ、決して嫌な思いをしているわけではありません。
「わが子が好意的に受け止められているということですから…! 『ほのぼのする』『なごむ』「私も隊員です』といった声や、現役ママさんの感想がうれしいです」
「私もこれからも地味に活動を続けます! たとえバレていても(笑)」