夏も近づく八十八夜♪ってことで、ゴールデンウィーク中、お茶どころの埼玉県狭山市で茶摘み体験をしてきました。
茶摘みの後、人生で初めて「お茶の天ぷら」なるものをいただいたのですが、これがなんとも美味だったのでご報告します。
茶娘衣装でインスタ映え
伺ったのは、狭山市北入曽の「宮野園」。たった千円でお茶摘みのレクチャー・実践から、手づくり茶体験など、盛りだくさんの内容を堪能できます。
茶娘衣装の貸し出し(別料金)もしており、茶畑で記念撮影すればインスタ映えもバッチリ。意外に男性にも人気があるそうです。
「新茶塩」がアクセントに
そんなお茶摘み体験の締めくくりが、「お茶の天ぷら」の実食です。
狭山茶は静岡茶、宇治茶に並ぶ日本三大銘茶のひとつ。「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」とも言われ、濃厚な味わいとほのかな甘さが特徴です。
とはいえ、天ぷらとなると完全に未体験ゾーン。いったいどんな味なのか、おっかなビックリで口に入れます。
一番ぜいたくな食べ方
サクッ………ンまぁ~い!!
サクサクと小気味いい食感。後から追いかけてくる、ほんのりとした苦味と香ばしさ。おいしいにもほどがある!日本酒がほしくなる感じです。
180度の油に茶葉を入れ、葉がパリッとしたらすぐに引き上げるのがコツだそう。抹茶塩ならぬ「新茶塩」をつけていただくと、いっそう風味が引き立ちますよ。
宮野園のおもてなし部長で、「お茶えもん」の愛称で多数のメディアに出演している宮野圭司さんはこう言います。
「料亭でもお茶の天ぷらを出すところはありますが、やはり摘みたてが一番おいしい。一番ぜいたくな食べ方です」
まだの方はぜひ一度、ご賞味あれ!