『るろうに剣心』連載再開へ 和月伸宏「反省と悔悟」の日々

    昨年11月、児童ポルノ所持容疑で書類送検された

    集英社は4月23日、6月4日発売のジャンプスクエア7月号から『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』 の連載を再開すると発表した。

    作者の和月伸宏さんが昨年11月、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(単純所持)容疑で警視庁に書類送検されたことを受け、12月4日発売号から連載を休止していた。

    「反省と悔悟の日々」

    BuzzFeed Newsの取材に対し、集英社は「作家は現在も反省と悔悟の日々を送っておりますが、皆様から寄せられる様々な声に、作品づくりを通してお応えしていくことも作家ならびに出版社の責務であると考えました」と回答。

    このタイミングでの再開発表については「刑事手続が終了した」ことを挙げた。読者からは「重い罪なのでしっかり反省してほしい」といった叱咤のほか、「頑張ってほしい」など再開を望む声も多数寄せられていたという。

    集英社は「作家としても、執筆活動を通じて皆様の思いに応えていきたいと考えております」と説明している。

    編集部のコメント全文

    ジャンプスクエア編集部のコメント全文は下記の通り。

    『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』連載再開のお知らせ


    長らく休載させていただいております本作ですが、読者および関係者の皆様には多大なご迷惑とご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。


    作家は現在も反省と悔悟の日々を送っておりますが、皆様から寄せられる様々な声に、作品作りを通してお応えしていくこともまた作家ならびに出版社の責務であると考え、本誌7月号(6月4日発売)より連載を再開させていただくことにいたしました。読者の皆様には、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。


    2018年4月23日

    集英社 ジャンプスクエア編集部

    BuzzFeed JapanNews