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月曜午前休で「ラグジュアリーマンデー」 自民ナイトエコノミー議連が提言

夜間市場盛り上げへ官民一体の協議会も設立へ

夜間経済の活性化を目指す自民党のナイトタイムエコノミー(時間市場創出推進)議員連盟が12月14日、中間提言を取りまとめた。深夜のデジタルダーツやシミュレーションゴルフの解禁、月曜日の出社時間を遅らせる「ラグジュアリーマンデー(仮称)」など、斬新な提案が盛り込まれた。

官民一体の推進協議会を設立へ

会長の河村建夫衆院議員は会議の冒頭、「インバウンドを含めて世界に発信していくために、夜の時間をどのようにうまく活用していくか。色々な施設の問題や国がやるべきこともあるので、提案させていただく」とあいさつした。

中間提言には、地下鉄の終電延長と連動した深夜バスの運行や相乗りタクシーの解禁、夜の観光情報を発信するための多言語サイト、外国人観光客にもわかりやすいチケット販売システムの構築などが掲げられた。

これらの施策を推し進めるため、来年をめどに官民一体の「24 hour Japan 推進協議会(仮称)」を設立。観光庁が主体となり、ライブハウスやクラブ、劇場、飲食店など様々な事業者団体と、国や自治体をネットワークすることを目指す。

中間提言にはナイトメイヤー(夜の市長)制度の指針づくりや、「夜間GDP」の算出手法の確立などもうたわれており、議連は今後、安倍晋三首相に提出する方針だ。

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デジタル・ダーツの深夜営業、解禁なるか

提言は、ゲームセンターと同様に深夜営業が禁じられているデジタルダーツやシミュレーションゴルフについて、「通常のダーツやゴルフの代わりとして楽しまれている」として、風俗営業法上の取り扱いについて検討することを求めた。

出席した警察庁の担当者は「風営法上の取り扱いについて、我々としてはしっかりと検討して参りたい」と説明。

議連の事務局長を務める秋元司衆院議員は会議終了後、「この二つについては、警察が風営法から抜いてもいいだろうという意向を示したので、こういう書き方をした。これから話し合いを始めます」と明かした。

サザエさん症候群にかからない?

ラグジュアリーマンデー構想は、議連のアドバイザリーボードのメンバーである、日本音楽制作者連盟の浅川真次常務理事からの提案で盛り込まれた。

月曜日を午前休扱いにすることで、日曜日の夜の観光やナイトエンターテインメントを促進したい考えだ。

秋元議員はこう解説する。

「プレミアムフライデーは事実上失敗じゃないかと言われている。月末の最終金曜日は忙しくて、なかなか難しいという声もある。それなら、むしろ月曜日にゆっくり出勤してくださいと」

「月曜が午後出勤であれば、金土日で遠くへ観光してもゆっくり帰って来られるし、地方創生につながる。それぞれの会社が考えるべき話かもしれないが、大きな枠組み、運動として検討してみてはどうかという話です」

提案者の浅川さんは「仕事が終わって金曜の夜に沖縄へ行って、土日遊んで月曜の朝に帰ってくることもできる。『サザエさん症候群』にも陥らずに済むのでは」と話していた。

BuzzFeed JapanNews


Ryosuke Kambaに連絡する メールアドレス:ryosuke.kamba@buzzfeed.com.

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