「鬼滅の刃」大人気歌手がヒット動画で涙を流した理由

    観客動員1500万人、興行収入200億円を突破した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。主題歌『炎(ほむら)』を歌うLiSAが、「THE FIRST TAKE」の人気動画の最後で泣いた理由とは?

    「なんか…いろんなことを思い出しました。いろんなことを乗り越えて…。つらいことも含めて、どんなにつらくても生きていかなきゃいけないんだっていう」

    「いままでのいろんな自分のなかの思いが…。落ち着かなきゃ、落ち着かなきゃと思いながら、すごくライブのような気持ちで、息も思いもこのなかに入っていった気がしました」

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    THE FIRST TAKE / Via youtu.be

    LiSA - 炎 / THE FIRST TAKE

    劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌『炎(ほむら)』が、映画とともに大きな注目を集めているLiSA。

    一発録りのパフォーマンスを収録する人気企画「THE FIRST TAKE」で『炎』を歌い上げた動画は、1900万回以上再生されている。

    映像の最後、感極まった様子で涙を流し、途切れ途切れに言葉を継いだLiSAの胸中には、どんな思いが去来していたのか。動画公開の翌日、本人に聞いた。

    チャート席巻、55冠獲得

    Ryosuke Kamba / BuzzFeed

    LiSA

    ――『炎』は各種音楽チャートで首位を獲得し、55冠を達成しました。

    すごいですね。

    ――「THE FIRST TAKE」の動画でラストで涙を流していた理由は。

    この『炎』という楽曲は、気持ちを受け継ぎ、生きていく覚悟をする歌だと思っています。

    私自身にもそういう経験があって。その相手が最後に私たちに託してくれた思いが、すごく強く、大きく響き過ぎて…。

    (受け継ぐことを)決意する気持ちと、まだすがっていたい気持ちと、曲の最後に半々な状態になってしまったんですね。

    「覚悟」の歌

    木村心保

    2019年撮影

    ――特定の誰か、イメージする人がいたのでしょうか。

    そうですね。やっぱり身内だったりとか。私も33歳なので、そういう経験がいくつかあります。

    幸せを失ったすべての人の歌だと思っているので。どんな形であれ、誰かに託された思いを連れて生きていく、覚悟をする歌だと思っています。

    心に炎を灯す時

    木村心保

    ――LiSAさんが歌詞のように「心に炎を灯す」のはどんな時ですか。

    ステージに立つ直前とか、勇気を出して一歩踏み出す時ですね。私、すごくビビりなので(笑)

    何かを新しく始める時には、すごく勇気がいる。人前で歌う瞬間っていうのは一番、心に炎が灯っていると思います。

    提供

    〈LiSA〉 6月24日生まれ。岐阜県出身。2011年、ミニアルバム『Letters to U』でソロデビュー。数々のアニメ主題歌を手がけ、2019年末にはアニメ『鬼滅の刃』の主題歌『紅蓮華』で、NHK紅白歌合戦出場を果たした。今年10月14日に最新アルバム『LEO-NiNE』をリリース。同時リリースのシングル『炎』は、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌として大ヒット。各種音楽チャートで1位を飾り、55冠を達成した。

    『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』あらすじ

    ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

    人を喰らう鬼を討伐する組織「鬼殺隊」の竈門炭治郎や煉獄杏寿郎は、任務のため多数の行方不明者を出している「無限列車」に乗り込む。しかしそこには、鬼の首領・鬼舞辻無惨の直属の配下「十二鬼月」の一人である、下弦の壱・魘夢が待ち受けていた。(配給:東宝・アニプレックス)