セミの抜け殻でつくったバルタン星人がリアルすぎてヤバイ! ゴジラやエイリアンの作品も

    ウソみたいだろ。セミの抜け殻なんだぜ、それで…

    セミの抜け殻で超リアルなバルタン星人をつくりあげてしまった人が話題です。

    短大生のタニクラカイさんが完成品の写真をTwitterに投稿したところ、3万8千回リツイートされ、10万を超える「いいね」がつきました。

    「すごい完成度」「気持ち悪いけど格好良い!」と大きな反響が寄せられています。

    抜け殻の美しさを生かしたい

    「ウルトラマン」に登場するバルタン星人は、「ウルトラQ」の「セミ人間」を改造したものだと言われており、セミの抜け殻はこれ以上ない格好の素材。いまにも「フォフォフォフォフォ」という声が聞こえてきそうです。

    タニクラさんはBuzzFeedの取材に「抜け殻の美しさを何かに生かせないかと思って制作しました」と回答。自宅の庭などで約30匹分の抜け殻を集め、1週間ほどかけて完成させたそうです。

    一番の敵は風

    ボリュームがほしいところには大きめのクマゼミ、クマゼミで大きすぎる部位には細身のアブラゼミ、小さくもろいニイニイゼミは顔にアクセントとして使うなど、3種のセミを使い分けたのだとか。芸が細かい!

    「一番の敵は風です。鼻息でも飛んじゃうことがあるので…。 大きいパーツをくっつけて、その隙間を小さいパーツで埋めていくイメージです。セミの足のパーツは比較的丈夫なので補強で使っています」と創作の裏側を明かしてくれました。

    ネット上での大きな反響に、「たくさんの方に見ていただいて嬉しく思っています」と語るタニクラさん。実は過去にもゴジラやエイリアンの抜け殻アートを制作しています。

    一昨年つくったゴジラ

    昨年つくったエイリアン

    ひいいいい! 思わずのけぞりそうになるほど鬼気迫るリアリティー。また来年の夏、抜け殻アートの新作に出会えるのが楽しみですね(ちょっと怖いけど)。