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観光地・湘南に住む地元民は「湘南の休日」をどう過ごしているのか

見える景色がちょっと変わるかも。

私が生まれ育った神奈川県・湘南の写真を人に見せると「外国?」と聞かれる。

Rumi Yamazaki / BuzzFeed

東京から約1時間。夏の観光地として有名な湘南だが、地元民がどんなふうに遊んでいるのか、その実態は意外と知られていない。

休日。朝獲れの新鮮なしらすを買いに。

Rumi Yamazaki / BuzzFeed

「今日ありますかー?」「ありますよー」

朝イチで電話したのは、江の島付近にある浜野水産さん。地元民から絶大なる支持を得ている老舗だ。サイズも立派でぷっくりしたしらす、これが美味い。釜揚げができる11時ごろを目指してお店に向かった。

家から持ってきたごはんに乗せて、しらす二色丼の完成!

海で手作りのしらす二色丼🐟🍚✨ 生しらすも釜揚げしらすもかけ放題。食べるぞー!٩( ᐛ )و #だって休みだもん

しらすに浸透した海の香りと旨味だけで、じゅうぶん美味しい。醤油がなくても全然いける。生しらすは、すだちを絞ってすっきり味にするのもおすすめだ。

参考)自宅での盛り付け例

省吾

浜野水産さんの生しらす・釜揚げしらすを使った二食丼。

釣り好きで知られるご近所さん、ポカスカジャン・省吾さんがご自宅で作ったときの写真をお借りした。完全に美味しいやつ……(じゅるる

しらすに合う、美味しい地ビールで乾杯!

江ノ島西浜でかんぱーい! #だって休みだもん

「江の島ビール」は江島神社の祈願水を使った地ビールだ。さわやかな柑橘系の香りとほのかな苦味は、白身魚とも相性がいい。

片瀬江ノ島駅前のコンビニや近所のスーパー、飲食店など比較的どこにでもあるので、しらす料理と一緒にいただく地ビールの定番として覚えておくと便利である。

家族のような存在、イルカの成長を見にきた。

ひさびさにイルカと手つないだ😍🐬✨ この子は、飼育下で世界初の四世イルカになった「マリン」のお母さん、シリアス。 #だって休日だもん

ランチのあと、新江ノ島水族館(えのすい)さんにやってきた。

えのすいで暮らすバンドウイルカは、7割がえのすい生まれ。そこには、世界で初めて水族館飼育下の五世として生まれた女の子「サワ」、水族館生まれとしては日本一長寿の「パル」の姿もある。

▼水族館生まれ五世のサワ

新江ノ島水族館 / Via enosui.com

えのすいは、旧・江の島水族館時代にイルカを飼育し始めたときから繁殖にも力を入れてきた。その地道な努力の結果が、五世サワの存在だ。

「飼育する、ということは、次の世代に命をつなげることまで含まれると考えて」いると広報担当者さんはBuzzFeedに語ってくれた。

▼水族館生まれで日本一長寿のパル

新江ノ島水族館 / Via enosui.com

来場者にとっては、イルカの出産から成長まで見守れるという楽しみにもつながっている。

私も何度か通っているうちに「小さかったあの子が、いつの間にあんな大技を……」なんて感慨深くなることが何度もあった。

完全に親戚のおばちゃんの目線である。

イルカの後は、わんこと戯れつつ休憩〜。

江の島77 / Via Instagram: @enoshima_77

海岸でもわんこには会えるが、せっかくなので休憩がてらゆっくり愛でたい。海沿いの国道134号線を鵠沼海岸(くげぬまかいがん)方面へ7分ほど歩き、犬がいるトレーラーハウスのカフェ、江の島77さんへ。

途中でにわか雨が降ってきたので、少し雨宿りしてから再び海に出ると…

そして、金色の夕焼けに包まれたビーチバレー少年たちを眺めながら、ゆるゆると流れていく時間。

Rumi Yamazaki / BuzzFeed

こういう景色って何度見ても美しい。

鵠沼海岸は、日本のビーチバレー発祥の地。夏の昼間は試合会場としても賑っているが、試合がないときは誰でもコートを使えるので、放課後の少年たちも集まってくる。

コートの利用・ボールの貸出とも無料。ボールの貸出をしているサーフビレッジにはシャワー施設もあるので、水着で本気のビーチバレーをやりたい人にもおすすめの場所だ。

「夕陽を眺めながらビールをもう一杯」と海の家に行くと、地元ならではのサプライズが待ち受けていた。

Rumi Yamazaki / BuzzFeed

「あ、これ同じ小学校だったbaanaiの作品だ」

一緒に散歩していた友人が教えてくれた。

baanai氏は近年コムデギャルソンの川久保玲さんに認められ、洋服やDM、ショッピングバッグなどでアートワークを起用されているらしい。

そしてこの夏、グローバルなアート活動を軸とするブランド「RVCA(ルーカ)」のArtist Network Programメンバーとして、鵠沼海岸の海の家「ビーチハウスKUGENUMA」の外壁ペイントを任されたそうだ。

こんなふうに、巡りめぐりって友達の活躍を知れるのも湘南エリアの良さだと思っている。みんながこの町に愛着を持って活動するため、長年会わなくてもふとしたタイミングでお互いの世界がまたつながるからだ。

3日後。この絵がきっかけとなり、私とbaanai氏は十数年ぶりにこの海の家で再会した。

ぶらぶら歩いてるだけで、いい一日だった!

Rumi Yamazaki / BuzzFeed

いわゆる観光地イメージとは違う一面が見せられたらと思って始めた企画だったが、ふつうに充実した休日になってしまった。

ちなみに散歩と撮影につきあってくれた友人は、数日前、たまたま地元の飲み屋で会った幼馴染の椛沢(かばさわ)くんだ。たまたま仕事の休みがロケの日程と重なったというだけの理由で、突然のオファーにもかかわらず快諾してくれた。

その意味では、本当に「地元民の休日」を過ごしたのは椛沢くんのほうである。飲み屋で幼馴染に声をかけられ、江の島に呼び出され、言われるがままに、しらすを食べたりイルカ見たりモノマネ写真を撮らされたりした。

そんな椛沢くん目線の「湘南の休日」記事も、いつか読んでみたい。

※この記事のロケ地

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