新型コロナウイルスの感染防止対策のため、学生を登校させず、「オンライン授業」に舵を切った大学が多くあります。
オンライン授業って実際どうなの?はじまって3カ月ほど経過したいま、BuzzFeed Japanで働く大学生たちに、困っていることやハプニングを聞きました。
メリットについての記事はこちら。
様々なやり方で行われている授業
オンライン授業と一口に言っても、大学や講義ごとで様々なやり方があります。
決められた講義時間に講義が始まり、学生がそれぞれ任意の場所から参加するという、講義の場所をオンラインに変えただけのような“オンタイム授業”だけではなく、
事前に撮影された講義の映像を学生がダウンロードして視聴するものや、資料をダウンロードして終わる講義も。
Zoomでディスカッションができるように工夫している少人数の講義やゼミもあります。
では、大学生が経験している講義のリアルな実態は…?
1.資料だけ読んでもよくわからない!
BuzzFeed Japanの学生が困っているのは、音声なしのパワーポイント資料をダウンロードしただけで、授業が終わる扱いになってしまうとき。
「解説がないため、テキストを読んでもよくわからないことが多いです」(大学4年生)
「音声つけてください…それかオンタイムに…」(大学4年生)
2.よく音が飛んでしまう
「ゼミの同期の発表が、肝心な部分だけピンポイントで聞こえない」というハプニングもありました(大学3年生)。
3.課題の量、増えたよね…? しんどいよ〜。半数以上が指摘。
どの学生も、課題の量が予想外に増えたと口々に言います。
「基準が明示されておらず、急にレポートや即レポが課されるなどして焦ります」(大学4年生)。その課題の内容が重かったときは、相当しんどい…。
4.教授もまだオンライン授業に慣れていない件。
5.身体がオンライン授業についていかず、つらい…。
「長時間、画面と向き合うことに慣れない」「目が痛い」という指摘も。
筆者の私も、頭痛がしてくるときがあります。
6.初対面の人とのディスカッションが気まずい
Zoomには、ブレイクアウトルームという機能があります。オンライン授業に参加している学生を、いくつかのグループに分けられるというものです。
オンラインでの話し合いがやりやすくなる、便利な機能ですが、初対面の人と話すのは気まずいという人も…。
これはオフラインでも同じかもしれませんね。
7.私以外、カメラと音声がオフ状態…😥
「それではディスカッションしてください」って言われても、どうすれば?(笑)
8.オンラインで体育を受けるのが新鮮
体育の授業で「心肺蘇生法を実施している様子を、自分で撮影して提出する必要がありました。
マネキンの代わりとなる枕に向かって、心臓マッサージと人工呼吸をしました(笑)。家で一人でその様子を撮影していたのでとにかく気まずかったです」(大学2年生)
以上、ハプニングとも言えるような、困りごとたちでした。
みなさんの学校はどうですか?