ウイルス対策になるかはわかりませんが……「恐竜になれるマスク」試してみませんか?
材料費をほとんどかけずに、誰でも「ティラノサウルスになれるマスク」の作り方がTwitterに投稿され、話題になりました。
実際に作った人からは、「息子も気に入ってずっとつけています!」「頑張って作りました。子供も大喜びしています」と、大満足の声が寄せられています。
話題のマスクは、こちら。
なんとも憎めない表情のマスクを、口元に装着。顎を動かすと、ティラノサウルスの口もパクパク動く!
この作品は作り方とともにTwitterに投稿され、2.2万いいねと1万リツイート(3月18日時点)を集め、マスクを作った人からのコメントが多数寄せられました。
「子どもと一緒に作ったら大喜びだった」「気に入って、恐竜になりきっていました」「子どもはいないけれど、作ったら楽しかった」
BuzzFeed Newsは、制作者のアストロ温泉さん(@ASTROONSEN)にお話を伺いました
アストロ温泉さんは、立体作品やオモチャを発明したり、マンガやイラストを描いたりしている「ナニワの珍発明家」。
スポンジのような材質の素材を用いて作る彫刻「#スポン刻」で、様々な作品を生み出しています。今回のマスクも、その作品のひとつです。
この「ティラノサウルスになれるマスク」をつくったきっかけは、参加予定だったイベントが新型コロナウイルスの影響で中止になってしまい、落ち込んだ気持ちを晴らすためでした。
アストロ温泉さんは「大勢の方にウケて本当に救われました」と話します。
ワクワクを感じるマスク。作り方をご紹介します
「学校がお休みになってしまったお子さんはもちろん、恐竜好きな大人の方にもぜひ作って頂きたいですね。恐竜親子とか恐竜家族になってみても面白いかもしれません」
そう語るアストロ温泉さん。気になるその材料は……100円ショップに売っているようなスポンジマットとゴム紐だけなんです。
まず型紙をA4サイズの紙に印刷。子どもが着けるには、65〜75%程度に縮小するといいそうです。
カッターやハサミを用意して、AとBは2つずつ、他のパーツは左右対称になるように、1つずつ切っていきます
パーツを瞬間接着剤で貼り付けて、ゴム紐をつけたら…
ハイクオリティなマスクが完成しちゃうんです
・舌パーツの根もとを自分のあごがしっかり当たるところに接着する
・紐をタイトめにして、上あごパーツを顔に密着させる
が、うまくパクパクさせるためのコツだといいます。そんなマスクの魅力を聞くと……?
「このマスクは直接的なウイルス対策にはならないかもしれません。ですが、「沈んだ気持ち」にはある程度効果があるようです。このマスクで『恐竜の王様の気持ち』になって対策して頂けるといいですね!」
「疾病が流行したとき、私の絵を描いて人々に見せよ」と語ったという伝説から、新型コロナウイルスの感染拡大で話題になっている妖怪「アマビエ」などの「#スポン刻」も制作しているアストロ温泉さん。
型紙はTwitterで公開されているので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?