小学5年生の息子さんがつけた、料理のネーミングセンスが話題です。
ひこちゃんさん(@YOTUGINOKO)が息子さんのつくった料理の写真をTwitterに投稿したところ、9千回リツイートされ、12万8千回を超える「いいね」が集まりました。
リプライ欄には「メニューがアバウトすぎる(笑)」「笑わせていただきました」と反響が寄せられています。
気になる、料理のタイトルは……?
メニュー名は……「米と肉と野菜」でした😂😂😂
一周回ってインパクトのある名前のようにも感じられます。なんとも個性的なネーミングセンスに「アッパレ!」と拍手を送りたくなりますね。
また、おとながつくったと言われても、納得してしまう完璧なお料理です。
お見事すぎて脱帽してしまう………。
BuzzFeedは、マンガ家で父のひこちゃんさんに話を聞きました。
息子さんは、東京都葛飾区で暮らす下町っ子だといいます。
息子さんの料理歴を、ひこちゃんさんはこう振り返ります。
「私もよく料理をつくるのですが、息子は自分の気が向いたときに手伝ってくれたり、1人で作ってくれたりすることもあります。過去には、プリンや冷やし中華をつくってくれました」
ひこちゃんさんのツイートによると、どうやら息子さんはマンガ『美味しんぼ』が大好きとのこと。気に入って読んでいることがわかります。
この日の経緯を尋ねると、息子さんは家庭科の「家の夕飯を作ろう!」という課題に取り組んでいました。
使用した食材は、お母さんの買い物に着いていき、息子さん自身が選んで決めていたと話します。
つくったメニューの詳細は、「豚肉のソテー、茹でキャベツ、ほうれん草のおひたし、なめこの味噌汁、じゃがいもの炒め物」なのだそう。
ちなみに食べた料理のなかに、ひこちゃんさんがとりわけ感激した一皿がありました。
好物の具材を使った味噌汁があったのです。
「味噌汁の具材のなめこです。詳しくは聞いていないのですが、私がなめこの味噌汁が大好きなので、なめこを具材にしてくれたのかと思います」
なんて家族思いの息子さん……。読んでいるこっちまで、胸がいっぱいになります。
料理を食べて、こみ上げてくる思いもあったのだそう。
「息子の成長を感じ感慨深かったです。どれもとても美味しくて、息子自身も納得の出来だったようです」
いよいよ気になるのは、どうして息子さんがダイナミックな名前をつけたのかです。
これにひこちゃんさんは、「ぶっきらぼうな性格がネーミングにも出ているかもしれません」と話し、普段の様子を教えてくれました。
「ゲームのキャラクターにも『あああ』などと名付けるタイプです」
あ〜〜〜〜! このタイプっ! なんだか急に親近感が湧いてきました。
なるほど、やっと料理のタイトルが腹落ちしてきました。
多くの人から寄せられる反響には「あまりの反応の多さに、息子ともども、びっくりしました」と話していました。
ひこちゃんさんによると、2022年の1月に息子さんとの生活を描いたエッセイマンガが発売されました。
タイトルは『小学生男子は本日も晴天なり!』です。ぜひチェックしてみてくださいね。