なんと、1匹目の猫ちゃんを保護してから妊娠が発覚したのです。

お腹の中には、7匹の子猫ちゃんが。……ミラクルです!

1匹が8匹に増えた、とはこういうことでした。

真ん中にいるサビ猫は、最初に家族になった、母猫のむうちゃんです。
そして周りにいる7匹の猫ちゃんたちは子どもたち。みんな様々な毛色や柄で、可愛いです。
BuzzFeedは宮城県在住のあおさんに話を聞きました。
追記!生まれた子猫ですが、1匹のみ手元に残し、6匹はそれぞれ里親さんと暮らしております🐱🏠
むうちゃんとこんぶちゃんの写真
現在、あおさんは親猫のむうちゃんと、その子どもで長男のこんぶちゃんの計2匹と暮らしています。
親猫のむうちゃんは、もともと野良猫でした。
「自宅近くの細路地に住み着いた野良猫で、懐っこい性格から近隣住民にエサをもらって暮らしていたようです」
しかし、暮らしていた地域は交通量が多く、交通事故で亡くなる野良猫が多かったのです。
そんな背景に加えて、あおさん自身、サビ猫に思い入れがあったことから、保護に至ったのだと説明します。
むうちゃんが産むのにあたってぶつかった壁。

「(むうちゃんを)保護した時点で獣医の先生から、妊娠の可能性があると告げられました。警察に落とし物として届け出を出した際に、保護期間である3カ月間は避妊去勢及び堕胎は不可とされ、妊娠している場合は自然のまま出産させなければならないと言われました」
この事実をどう受け止めるべきか、とても悩んだと話します。
というのも、自宅が賃貸物件のため、2匹までしか飼えないとの制約があったのです。悩んで悩んで考え抜いた末、出した結論は「出産」でした。
「全ての子猫を里子に出す前提で、出産を迎えました。大家さんに事情を説明し、一時的に8匹を飼うことの承諾も得ました」
生まれた子どもたちは、7匹のうち6匹を里子に出したのだそう。
もしできれば……。
色んな方に見てもらえて有難いです🙏バブ猫の動画もお納めください🐱
多くの人から寄せられた反響の大きさに「ただただ、びっくりしています」と驚いた様子です。
「この投稿がきっかけで、保護活動などに目を向ける人が増えると嬉しいです」
というのも、あおさん自身、Twitterのフォロワーさんたちや、友人たちの寄付があったからこそ、7匹の子猫の命を繋ぐことができたのだそう。
「野良猫を保護し、里親さんへ繋げるための活動は基本的にはボランティア団体や個人が動いています。餌やトイレ砂、保護する場所の確保、医療費などの負担が重く、それでも自費や寄付で賄って、活動されている方がほとんどです」
「ぜひ保護猫団体さんや個人で活動されている方へ、寄付やお手伝いを申し出ていただけたら嬉しいです」