「息子に食パンを食べてほしくて繰り広げた攻防戦(?)の結果」と題された3枚の漫画があります。
あむちさん(@rk_amc)がTwitterに、息子さんの食にまつわる漫画を投稿したところ、1千回を超える「いいね」が集まりました。
リプライ欄では「ゆ、有益情報〜〜〜!!!」「すげえわかりみ」「味覚攻略が鬼モードすぎる」などの声が寄せられました。
1歳5カ月の息子・りっくんはなぜか、そのままの食パンが苦手なのだそう。
そこで、母・あむちさんは、どうにか食べてもらえるように奮闘します。
...…トースターで焼いて、きなこと砂糖をまぶして、ラスクにしてみました。
すると。
食べてくれました!好みだったようです。
レパートリーを増やすべく、ピザトースト風のラスクも試してみますが……?
今度は、お口に合わなかったようです。
この世には理由を考えないほうがいいことも、ありますね……。
BuzzFeedは投稿者に話を聞きました。
あむちさんは、会社員をしながら、空いた時間で漫画制作をしているそう。
「目まぐるしい日々の中で感じたことや出来事は、案外忘れてしまうものです。そんな一瞬一瞬を覚えておきたくて、漫画に描いて残すようになりました」
今回の「攻防戦」をTwitterに投稿したのも、もちろん息子さんの成長を残しておくためでした。
「息子の食パンに対するこだわりが興味深く、それに対する試行錯誤、結果『わからん!』という理不尽さを記録として残しておきたかったからです」
ちなみに息子さんの誕生が、あむちさんが絵を描きはじめるきっかけなんだとか。
「愛嬌のある仕草と、笑顔がとっても可愛い男の子」で、車が大好きなのだと教えてくれました。
そもそも、きなこラスクを思いついて、つくってみたこと自体、偶然が重なりあった結果でした。
「(実は)きなこは離乳食初期から食べていました! ラスクについては、生食パンの食感が苦手なのかな? と思ったので、それを消すレシピとしてラスクを思いつきました。家にある材料のなかでは、合いそうなものがきな粉だったので、つくってみました」
息子さんが、食パンの他にも「強いこだわり」を感じさせる食べ物はあるのか、尋ねると……。
「他の食べ物は、比較的食べてくれています。しかし、食感には敏感なようで『カボチャの皮』など、口内で引っかかる感覚のある食べ物は嫌がります。食卓で出すときには、しっかり処理するようにしています」
漫画を投稿してから、わかったことがあるといいます。
それは、思っていたよりも多くの人が自分と同じ状況だったこと。
「思ったよりも、私たち親子と同じで、子どもが食パンを食べず苦戦してる親御さんが多くて驚きましたし、皆頑張っているんだな…!と励みになりました」
「私にはない視点での意見もいただき、参考になったので、リプ欄も含めて同じように悩んでいる方のお役に立てれば幸いです」