初の相撲、相手をひと押しで倒してしまう…! 1歳4カ月の取り組みが話題です。
柏市相撲連盟理事長の永井明慶さん(@rien0514)が息子さんの相撲の様子をTwitterに投稿したところ、5万4千回リツイートされ、28万2千回を超える「いいね」が集まりました。
リプライ欄には「最初から最後まで愛が溢れている」「優しいお兄さんたちに囲まれてデビューなんてすごい」「喜びは魂に刻まれる」と反響が寄せられています。
いったいどんな相撲だったのかというと…?
動画の左側は永井さんが指導している中学生で、右側が1歳4カ月の息子さんです。
2人で向かい合い「はっけよーい、のこった」の掛け声に合わせて、取り組みが始まります。
息子さんが中学生を相手に、トンとひと押しすると、中学生は後方に「こてーん」と倒れ込みました。
取り組み後には、土俵の周りに集まっていたみなさんから、温かい拍手が。
この様子に、息子さんも笑顔で、一緒に拍手をしていました。
BuzzFeedは投稿者の永井さんに話を聞きました。
相撲の指導をしている永井さん。これまでに、教え子から18人の力士を輩出した経験の持ち主です。
この日、稽古場に1歳4カ月の末っ子・万麗(ばんり)くんを連れて行くと、「自ら土俵に上がった」のだそう。そこで、初めて取り組みをさせてみたのです。
対戦相手は中学生ながら、かなりの戦績を誇る強者です。
「小学生時代には日本一を取っている子どもです。最強の相手を選びました」
実際に取り組みをしたあと、万麗くんは笑顔に。
まだ幼いため、会話はできないそうですが、表情が気持ちを物語っているように思えます。
多くの人から寄せられた反響に、永井さんは「相撲の魅力と楽しさを世界に発信できたことに喜びを感じています」と話しています。