どんな状況…?仁王像に見せつけながらパンケーキを食べる様子が話題です。
三好桃加さん(@GOEGOE05)がTwitterに日常の一コマを撮影して投稿したところ、1万3000回以上リツイートされ、6万9000を超える「いいね」が集まりました。
リプライ欄には「なんかシュール」「えっ!めっちゃくつろぎ空間……」「ますます作品を直で拝見したい!」などと、反響が寄せられています。
えっと…優雅なお茶会かな?
ツイートには、写真とともに、こう言葉が添えられ投稿されていました。
「ホットケーキ食べました🥞 ちょうど隣で乾燥中の仁王像が居たので、見せつけながら食べました。美味しかったです」
仁王像に見せつけながら食べるホットケーキ、どんなお気持ちで食べたんだろう…。右端のムーミンのカップもこころなしか部屋の奥を見つめているような…?
左の像はドーナツを持っていて、右の像は膝に狛犬を乗せています。
それらに加えてパンケーキとは!なんとも浮世離れした空間です👏
投稿者の三好桃加さんは、東京藝術大学・大学院で彫刻を学んだアーティスト。この仏像は一体…?お話を聞きました。
――そもそも仁王像自体かなりシュールなのですが、これはどういう作品なのでしょう……?
学生のころから、セグウェイに乗った仁王像や赤子を抱く仁王像などを制作しており、働いていない仏像たちをテーマに「オフの日」というタイトルで現在も制作しています。
日常生活の中でどんどん仏教文化が薄れていくことを感じ少し寂しく思ったのですが、それは現代の生活が豊かになったことで、仏様に祈らなくても生きていける「平和」な世の中になったことを表しているように感じたのです。
仏教が薄れ、仏像たちを拝む習慣も少なくなったので、逆に暇になっただろうなと思います。今まで私たちを見守って支えてくれた分までゆっくり楽しんで休んでほしいという願いを込めて、リラックスした働いてない状態の仏像を制作しています。
――仁王像に見せつけながら食べたホットケーキはどんなお味でしたか。
とっても美味しかったです!!