これ自宅で作れるの!?ハロウィンで活躍しそうな、豪華な衣装が話題です。
宮邑さん(@miyamura_TOKETU)が「天使の翼」の作り方を紹介する動画をTwitterに投稿したところ、8000以上リツイートされ、2万8000を超える「いいね」が集まりました。
リプライ欄には「天才の才能を感じる」「久しぶりに純粋な狂気を見た」「しっかり気合いが必要なのマジで好きです」など、反響が寄せられています。
まずは完成形を見てみましょう!なんて神々しい羽なんだ…。
この翼部分は、どのような過程を踏んで出来上がるのでしょうか…?
というか、家で全部完成するってことだよね…?いったいどうやって作るの…。
まずはダイソーに売っているビニール傘を用意します。
ビニール傘の中心に白い針金のようなものがあるため、「気合いと根性とペンチ」を使ってぶっちぎります。
このとき、バネが跳ね返ってくるなど、怪我をする可能性があるため、ゴーグルや軍手を使用して安全に配慮して制作してください。
同じくダイソーに売っているソフトワイヤーを用意します。
スチールのワイヤーが、柔らかく弾力のある素材で包まれており、本来はねじってものを束ねるなどの用途に使うもの。
手軽さや使いやすさから、「コスプレイヤー御用達」のグッズなのだそう。
これに先ほど解体した傘の骨にドッキングしていきます。
2つを連結させると、こんな感じに。
連結部分を固定するために、接着剤やボンドを使用してください。
次は「ミラマット」を用意。こちらもダイソーで購入できます。
「ミラマット」は食器を梱包する際に、緩衝材の役割を果たす素材です。
羽のような形に切り、フチに適当に切り込みをいれます。
そのあとは、真ん中を軽くヘアアイロンで挟み、形を作っていきます。
すると、真ん中に骨のような線が出現しました。
ヘアアイロンで線を入れる際には、換気やマスクを忘れずに…。
これを、あと700枚作ります。
冒頭で解体した傘のビニール部分を用意します。
先ほど作った、ソフトワイヤーの骨組みを用意して、針と糸と根性で縫い合わせて連結させます。
骨組みは、2本作りましょう。
ダイソーの猫背矯正ベルトのようなものを用意して…。
猫背矯正ベルトのようなものの背中部分に白い布を筒状に縫い合わせます。
その筒からソフトワイヤーを通すと…?
すでになんだか天使っぽい…。
羽の骨の部分が出来上がりました!
ここからが正念場!!!
あとは、ビニール傘のビニールの部分に「ホッチキスと針と糸とやる気と根性と折れない心」を駆使して羽をくっつけていきます。
そうすると…やっと翼が完成しました!
羽の向きなどはお好みで調整しましょう。
この作り方なら、片羽根分の重要が500gほどと軽めに作ることができ、軽やかに動けそうです。
BuzzFeedは宮邑さんに話を聞きました。
「コスプレをしている一般女性」だと言う宮邑さん。
今回、天使の翼を作ったのは、お寺で開催されたコスプレのイベントがきっかけでした。
「もうすごい広いお寺で、仏閣テーマパークのような、広大な敷地の中で撮影!というイベントで、和風のロケーションが最高だったんです」
「これは是非参加したい!と友達を誘って、参加を決めたのです。その矢先に、私の中のもう一人の私が『おもんないな?』って、ささやき始めて……」
そこで宮邑さんはひらめきました。
「最高の和のロケーション、和服のキャラがめちゃくちゃ映えるよな……。でも、あえてクッッッッッソ洋風のキャラでハロウィンやったら面白いんちゃうん??」
「ほんで大きな翼を背負ってパンプキンバケツ持って『トリックオアトリート!』ってお菓子ねだり歩こうや!!寺で!!!」
「……という最悪の方向で話がまとまった結果、地獄の作業の日々がスタートしたわけです」
「諦めない心」が大切。
動画の通り、材料はダイソーで一通り揃うのだそう。もちろん、翼の作り方は、宮邑さんのオリジナルアイデアです。
「傘から接着剤、針と糸に至るまで、すべてダイソーで揃います」
「基本的に常に貧乏なので『安価で大量にすぐ手に入るグッズ』で、あれこれ頭ひねった結果です。とはいえ、コスプレイヤーなら誰でも思いつくと思います」
最後に、翼を上手に作るためには「諦めない心」が必要だと力説します。
「作っていくなかで、絶対に壁にぶち当たると思います。そんな時はダイソーに行って店の中をうろつきましょう。アイデアが閃きます」
「あとは根気と根性と折れない心です。もし本当に翼を作りたい方がいらっしゃいましたら、連絡してください。電話口でずっと応援します」