ふすまにはトラではなく…猫!? なんだか既視感のある写真が話題です。
なつめさん(@sauntm)が自宅で撮影した愛猫の様子をTwitterに投稿したところ、4万5000回リツイートされ、27万1000回を超える「いいね」が集まりました。
リプライ欄には「いとをかしき猫よ」「見事にとけこんでる!」「さて200年振りの現世はどうかにゃ」など、反響が寄せられています。
その様子が…?
ふすまと猫ちゃんのコントラストがぴったりと合い、絵の中から出てきたように見えます。
猫ちゃんの、カメラをにらみ上げるような鋭い目つきも相まって、凛々しいお顔立ちになっています。
それにしても、なんだか知っているような知らないような…不思議な気持ちになる写真だ…。
BuzzFeedは投稿者で飼い主のなつめさんに話を聞きました。
東京から富山県朝日町に移住し、町役場で情報発信のお仕事をしているという、なつめさん。
写真を撮れた日のことを振り返り、こう話します。
「猫が襖絵の前をうろうろと歩いている様子を見たときに、美しいなと感じたので撮影をしました」
猫ちゃんの名前は、ねねちゃんです。里親サイトを通じて出会い、性格は「人見知りで、穏やかな性格」なのだと説明します。
写真が撮れた“あのとき”
写真が撮れた瞬間、なつめさん自身も「なんだか見たことのあるような画が撮れたな」と思ったといいます。
Twitterに投稿した後、多くの人から「一休さんなのでは?」と、コメントが寄せられ「既視感の正体がわかった」とも振り返ります。
ねねちゃんの姿に反応した人たちが共通して連想していた一休さんのお話の題名は「屏風の虎」と呼ばれるもの。
幼少期に読み聞かせなどで知り、かすかな記憶をもとに、覚えていた人もいるのではないでしょうか。
多くの人から寄せられる反響に「予想以上の反響に驚いています」と喜んでいます。
「猫をかわいいと褒めてくださるコメントも多く、飼い主として嬉しく思っています」