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全身蛍光イエロー!?息子さんの個性を考えた家族の工夫が最高に賢かった。

特性のある子どもに蛍光色の洋服着せるの、思ってたより良さそうかも……?

nana-boさん(@misumi_srs)がTwitterに息子さんの"ある写真"を投稿したところ、7千回以上リツイートされ、5.5万回を超える「いいね」が集まりました。

なぜ人々の関心を集めたのかというと、息子さんが身につけているアイテムが特徴的だったのです。

リプライ欄では「周りがなんと言おうと思おうと、子どもの命を守ることが一番!」「すぐにどこにいるかわかって、かなり良いアイデア!」と、同じように子どもを育てる人たちから反響が寄せられています。

いったいどんな姿なのかというと……?

全身蛍光イエローのアイテムを身に着けているんです。……こりゃあ最高に目立つ!

nana-boさんがTwitterに投稿したのは、こんなツイートでした。

「あの子絶対迷子にならないww」

通りすがりの人からめちゃくちゃ聞こえてきて赤面。

心配症の親としては…多動癖が有りすぐ忍者のように消える年少児が公園ですぐ見付けられるように目立つ全身蛍光イエローコーデにしただけで…

気にせずそのまま街まで来てしまっただけでして…。

息子さんの個性を考えた家族の工夫が気になったので、お父さんにお話を聞いてみました。

そして帰り際トーマスガチャガチャ…。 自分自身が蛍光イエローでめちゃくちゃ光って見えるのに灯台が当たるという…。最近ポニョにハマってたので灯台に大喜びというオマケ付き。

nana-boさんのTwitterより / Via Twitter: @misumi_srs

息子さんは4歳で、小さい頃から多動癖と視覚優位の特性を持っているのだそう。

「目に入ったモノや気になった事など、興味が唆られると衝動が抑えられずに、走り出す子です」

4歳になってからは運動能力が飛躍的に上がり、家族の目の前から突然、消えることが出てきたんだとか。

「本人には言葉で何度も伝えたのですが、そこを強く言っても混乱してしまうのです。それなら『すぐに見つけやすい服を!』と考えて、蛍光イエローのTシャツと靴と帽子を着用させました」

ナイスアイデア!全身蛍光イエローコーデ、すごく目を引きますし、かわいいですよね。

協力者のおかげで出来上がった全身コーデ。

沢山のいいね、リツイートありがとうございます。感謝します。沢山の皆さまにありがとうの気持ちで…正面から見るとこんな感じになります。蛍光イエローやり過ぎると光ります。 マスク&アームカバー&ズボンはばぁちゃんの手作りです。なな坊はばぁちゃん子です。

nana-boさんのTwitterより / Via Twitter: @misumi_srs

聞いてみると、このコーデ誕生の背景には偉大な協力者の存在がありました。

「すごく走る子なので、普通のマスクだと、夏の暑さで呼吸が苦しそうでした。そこで、薄手のマスクを探していましたが、なかなかいいモノには出会えませんでした」

「ばあちゃんに相談したところ、『この蛍光イエローのTシャツの生地が良い!』というアイデアをもらいました。そこで追加で蛍光イエローのTシャツを購入し、マスクを作ってもらいました。すると、蛍光イエローマスクは予想より可愛く、あまり見かけたこともなく目立って、機能性もよかったのです」

そこから日焼け防止、転倒防止のためアームカバーを作ってもらったり、通気性の良いズボンも作ってもらったり……。

「孫を想う気持ちから、全身蛍光イエローコーデが完成しました」

全身蛍光イエロー着て足抜きするだけで漂う忍者感。

nana-boさんのTwitterより / Via Twitter: @misumi_srs

今回の投稿をした翌日、「ばあちゃん」に反響の大きさを伝えたのだそう。

すると、第2弾として、全身蛍光オレンジコーデの制作を始めてくれたといいます。

「ばあちゃんは職人肌の人なのです。目立つ事はもちろん、製品のクオリティーと機能性も気になってるようです。(孫が動きやすいか?苦しくないか?暑くないか?など)孫への愛情が嬉しいです」

夏休みが延期になってしまい楽しみだった幼稚園へ行けなくなってしまった事&夏休み中おウチ時間を頑張ってくれたなな坊のご要望… ご褒美として久々大好きなジャンボ滑り台へ。…貸切状態の滑り台!この笑顔。 そして全身蛍光イエローコーデの視認性。再確認。

nana-boさんのTwitterより / Via Twitter: @misumi_srs

気になる息子さん本人の感想はというと、「スーパーヒーローだ!」と喜んで全身蛍光イエローのお洋服を着用しているんだとか。

「転んでもアームカバーで手のひらまで覆っているため『強い!』と言っています」

この服以外にも目立つ色の服を着せているというお父さんは「本人が楽しく過ごせる事を一番に考えています」と話します。

「衝動をまだうまくコントロールできない息子です。なので、夫婦で一生懸命、答えを導き出し、子育て、親育てを楽しんでいこうと思っております」