米ワシントン州シアトル近郊のオーバーンで1月17日(現地時間)、ドライブスルーの窓口で店員を拉致しようとした疑いで、男が逮捕されました。
警察は、事件の緊迫した様子をとらえた監視カメラの映像を公開しています。
逮捕されたのは、マシュー・ダーネル容疑者(38)です。
容疑者と被害を受けた店員に面識があったかどうかは不明です。
事件があったのは、1月16日午前5時。カフェで働くバリスタ店員が、男にお金を渡そうとしたところ、突然男が店員の腕をつかみます。
そして、結束バンドのようなものを取り出し、店員を窓から引きずりだそうとしています。
店員の女性はなんとか男の手を引きはがし、窓を閉めると、男は渡されたお金を残して走り去りました。
警察は当日夜、ドライブスルーに備え付けられていた監視カメラの映像を公開しました。
コルビー・クロスリー報道官によると、容疑者は翌1月17日、市内の自宅で逮捕されました。
警察が容疑者の車を調べたところ、事件に関連した証拠が見つかったとクロスリー報道官はBuzzFeedの取材に答えました。
警察によると、容疑者は1月18日の裁判に出廷。第2級誘拐未遂の罪に問われ、保釈金は50万ドル(約6440万円)に設定されました。
被害を受けた女性店員は、Insiderの取材に応じ、「偶然のできごとだった」「防ぎようがなかった」と語りました。
事件当時、店内にいたのはこの店員だけでした。店員にけがはありませんでした。
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:髙島海人