どうみてもお店とお店の隙間にしか見えない所に看板が……この隙間、実は喫茶店の入り口なんです!
台湾旅行中、友人に「ここにカフェがある」と教えてもらったキニー・コーヴェルさん(@kinee_tapioka)のツイートが話題です。さすがにウソでしょ……?
とても店の入り口には見えませんが、友人が教えてくれた場所を見ると、建物と建物の細い隙間に「窄門」という看板が。
人がギリギリ一人通れるか通れないかくらいの狭い隙間をなんとか進んでいくと、石造りの階段を発見。
謎の御札や赤い車輪のようなものを横目に階段を登っていくと...…。
……本当に喫茶店が!
こちらは台湾にある「窄門」という喫茶店。
なぜこんなに入口が狭いのかというと、聖書にある
「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々としてそこから入る者が多い。しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない」
という言葉から、「お客様が狭い門を通る事で幸せになってほしい」という願いが込められているからだとか。
誰かに教えてもらわないとたどり着けなさそうな喫茶店。その幻想的な様子は「異国情緒溢れてて素敵」「出来の良いCGかと思った!」などとSNS上で話題になっています。
BuzzFeedはキニーさんにお話を聞きました!
――ご友人に案内されるまで、キニーさんはお店についてまったく知らなかったのでしょうか?
はい! 京都のアンティークカフェで店長をしている友人が、台湾で面白かったお店をいくつか教えてくれまして、そのうちの一つがこの店でした。
今回初めて台湾に来たのですが、自分ではとても見つけられなかったと思います。
――最初に入り口を見て、中に入っていったときはどんなお気持ちでしたか。
ある映画で、「私はというと、ビルの隙間で幽霊達と暮らしています」というセリフを聞いたことがあり、“建物の隙間をすり抜ける幽霊”のお店に行くようでワクワクしました。
――ご注文されたアップルパイとフォルモサ(キンカン+オレンジ+ミントを組み合わせたオリジナルノンアルコールカクテルだそうです)はおいしかったですか?
その日は暑く、冷たくて美味しいものを飲みたいと思いメニューをめくったのですが、名前に惹かれて注文して大当たりでした。
台湾に来てから飲んだフルーツジュースのみならず、今まで飲んだ果物系の飲み物の中で一番美味しかったです。毎日水筒に入っていたら嬉しいです。
アップルパイはアツアツのカスタード入りのふにゃりむにゃりとした食感でとても美味しかったです。カスタード感強めでした。
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こちらのお店は、甘い飲み物だけでなく「チベットバター茶」などの変わったお茶もオススメとのこと。
五感で楽しむことができ、観光にはぴったりの場所ですね。