さまざまな芸人が考えた“〇〇説”をダウンタウンにプレゼンする、TBSテレビのバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』。
その中でも放送当時「神回」「最高傑作」と話題になっていた『名探偵津田』回の続編が製作されていることがわかりました。
前作は現在TVerで無料配信中ということもあり、SNSでは「夜中なのに叫びそうになった!」「嬉しすぎる」と話題になっています。
番組を手掛けるTBSの藤井健太郎さん(@kentaro_fujii)が9月7日、自身のX(旧Twitter)で明らかにしたもの。藤井さんは投稿の中で、
「問い合わせの多かった『名探偵津田』の第2話は結構前にロケ済みなので、まだ少し先ですがお楽しみに」
と告知しました。
『名探偵津田』とは?
企画の正式名称は、『犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説』というもの。
偽のロケで山奥の山荘に呼びだされた津田さんは、突如悲鳴をあげるディレクターのもとに駆け付けますが、そこには死体が……しかし、不自然にまっすぐ突き立てられた包丁など、怪しすぎる状況に津田さんはすぐにドッキリだと気づいてうんざりした様子を見せます。
しかしドッキリは「犯人を見つける」まで続きます。津田さん以外の登場人物は、まるでミステリードラマの登場人物のようにふるまい、津田さんを探偵として担ぎ上げはじめ、らちが明きません。
やがて根負けし、しぶしぶ探偵役として捜査を進めていくことに……という内容です。
一人の人間が「名探偵」になっていく様子が楽しいドッキリ
津田さんが「犯人はこの中にいる」といったキーワードを言うまで他の登場人物が同じセリフしか言わずに発言を促したり、警察を呼ぼうと電話を取り出すと周りが「圏外だ……」「圏外」「圏外です」と電話が使えないことをアピールするなど、強引に「ミステリーあるある」な状況に誘導されていくシーンは笑いを誘います。
何より最初はうんざりした様子だった津田さんが徐々に推理にのめりこんでいき、最後は勢いよく「犯人はあなただ!」と叫ぶのが爽快。当時のSNSでは「一人の男が名探偵になる瞬間を見て感動してしまった」といった感想も投稿されていました。
最初は半笑いで見ていたダウンタウン浜田さんも徐々に物語に入り込んでいき、「そうや……もらったやんな前の日に!」と謎解きを一緒に楽しんでいる様子も見どころの一つです。相方の松本さんは「こいつ好きやねんこういうの」とポツリ。
視聴者が一緒に推理しながら楽しむことができ、誰も傷つくことがない「全員が楽しそうなドッキリ」は見ていてとても楽しい作品になっています。