「幼稚園児の子どもの運動会に行ったら、『マツケンサンバ玉入れ』なる競技があった」との投稿が「想像しただけで笑う」「電車で読むんじゃなかった」と注目を集めています。
現在までに16万件を超える“いいね”が寄せられている、謎多き競技「マツケンサンバ玉入れ」。一体どんな内容なんでしょうか……。
幼稚園に通う子どもの運動会を見に行ったという半田さん(@assialiholic)は、「先生が中央で玉入れのカゴを背負ってひたすらマツケンサンバを踊り、園児は動くカゴを狙って玉を入れる」競技、『マツケンサンバ玉入れ』を目撃してしまいます。
しかし、競技はそれだけでは終わりません。サビに入ると園児たちも玉入れを中断してサンバを踊るというルールらしく、「エンタメの鬼才が考えたとしか思えない内容で非常によかった」と驚きつつも大満足だったと当時を振り返りました。
投稿には、
💬「目的は勝ち負けじゃない。ブレイクタイムに勝負を忘れて『みんなで踊る体験』これなんだよな。ついついゲーム性とかを優先して考えてしまうが、エンタメ性のほうがやっぱ重要っていうのが勉強になる」
💬「想像しただけでカルナバルだな」
💬「すごい、芸術的かつ創造性があって面白い」
など、多くのコメントが寄せられ、競技の独創性が絶賛されていました。
投稿者の半田さんに競技の詳細について教えていただきました。
――競技の詳細が気になります……! サビが終わるとまた玉入れが再開されるといったルールなのでしょうか?
中央に幼稚園の先生が50cmくらいの台の上に立って待機しています。
先生はちょんまげと黄色いはっぴを身に着けマツケンさんの格好を再現し、玉入れのカゴと口に笛をくわえていました。
曲が始まると先生は踊りながら少しずつ回転し、円になった園児たちがカゴに向かって玉を投げます。
Aメロの終わりごろまで玉入れが進行し、「胸にあふれるこのリズム〜♪」の「リズム〜」の部分で先生が笛を「ピー、ピッ」と鳴らすと、それが切り替わりの合図になっており、「オーレーオーレー♪」に合わせて園児たちが踊り始めました。(輪がグルグル動きながら踊っている形です。)
サビの終わり、「マツケンサンバ~♪」でまた笛を吹き、再び玉入れに戻ります。
そして2度目のサビ、「マツケンサンバ〜♪オ・レ!」でポーズして静止。グルグル回っていた円が停止するといった感じでした。
――想像するだけで情景が浮かんできて笑ってしまいました。周辺の保護者や雰囲気はどうでしたか?
周りの保護者の方々は爆笑の渦というようなわけではなく、子どもたちのかわいさにほほ笑み、また先生のハードさに笑いつつ同情しながら温かく見守っていたような雰囲気でした。
・・・・・
また、コメントには「ずっと入れられないと楽しくない子もいるから、踊りも加えたのではないか」という考察も。「競技性」よりも「楽しさ」重視で、見ている人も楽しめる画期的な玉入れですね。
(サムネイル画像:photoAC /Amazon)