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「今回は毛皮ある方にしようかな」iPhone 15買うか、ウォンバットにするか迷っている人向けの比較表に14万件のいいね

今回発表されたiPhone 15と比較すると20kg~35kgほど重く、チャージ時間も16時間必要など扱いが難しい点もありますが、やはり毛皮と繁殖性においては唯一無二のウォンバットがSNSでは優勢のようです。

オーストラリア在住の獣医師が投稿した“iPhone 15買うかかウォンバットで迷っている人”へ向けた比較表。「迷ってたから助かる!」「こうやって比較してもらえるとわかりやすい」といった多くのコメントと、14万件を超える“いいね”が寄せられました。

うーん……迷うけど、やっぱりウォンバットかなあ。

iPhone 15買うかウォンバットにするかで悩んでる。

端子がUSB-Cになってる部分が強いよなぁ…でも他のスペックを比べるとやはりウォンバットかなぁ pic.twitter.com/OYr9934Gha

— てりやき🇦🇺豪州獣医 (@happyguppyaki) September 13, 2023
Twitter: @happyguppyaki

オーストラリアで獣医師をしているてりやきさん(@happyguppyaki)が投稿したスペック表は、iPhone 15とウォンバットの比較について25項目でまとめられたもの。

特徴的なスペックの違いと、投稿に寄せられたコメントを抜粋して紹介します。

<サイズ>

iPhone 15は6.1~6.7インチなのに対し、ウォンバットは40インチと非常に大きく、「40インチは大きくて見やすいのでウォンバット一択かな?」といった“大は小を兼ねる”派の人からの支持が厚く寄せられていました。

<スピード>

iPhone 15に搭載されるトランジスタの数は160億個で、2つの高性能コアと4つの高効率コアからなる合計6コア構成。対してウォンバットは短い距離であれば時速40kmで走ることができるそうです。

「思ったより速度あるな」と心配していたユーザーも安心していました。

<チャージ時間>

30分で50%、2時間前後でフル充電することができるiPhone 15に対し、ウォンバットは1日に16時間睡眠が必要と差が出ました。さすがにここに関してはiPhone 15に軍配があがりそうですが、「寝ている間見ているのが楽しいから私はウォンバット」というユーザーもいました。

< Siri >

新しいiPhoneにも音声アシスタント機能Siriが搭載されていますが、ウォンバットの場合、非常に硬い軟骨が発達しており、キツネの牙も通さないほど強靭な“おSiri”を搭載しているのだとか。

・・・・・

繁殖が可能でもふもふ、穴を掘ることができ、四角いうんちをするなど、ウォンバットの優位性が目立つ結果に。

また、てりやきさん自身も今回のiPhone 15で話題となった変更点を「端子がUSB-Cになってる部分が強いよなぁ」と評価しながらも、「でも他のスペックを比べるとやはりウォンバットかなぁ」とウォンバットを選択。根強い人気は揺るがなさそうです。

この表にSNSでは、

💬「ウォンバットにしようかな」

💬「ダメだ……Siri(とても硬い)で吹いちゃったww」

💬「私もウォンバットかなぁ🤔USB-C非対応とカメラスペックが難点だけど何より圧倒的もふもふ!!!」

など、ノリノリのコメントが多く寄せられました。

投稿者のてりやきさんにお話を聞きました

――日本では現在、五月山動物園と茶臼山動物園でしか見ることのできないウォンバットですが、てりやきさんがいるオーストラリアではポピュラーな動物なのでしょうか。

いるところにはいる動物ですね。日本で言うタヌキやシカと同じノリじゃないでしょうか。

――いつか会ってみたいです。ウォンバット筐体の触り心地について詳しく教えていただくことはできますか?

そこそこゴワゴワしています。カンガルーのほうが柔らかいなぁ。

・・・・・

ウォンバット
草食性の有袋類、ポケットは後ろ向きに開いている。尻は非常に硬い軟骨が発達しており、キツネの牙も通さない。

敵襲時は地面の巣穴に潜り尻バリアを展開する。背中と巣穴の天井に隙間を作り、敵が頭を突っ込んで来たら強靭な後足で突っ張り挟んで敵の頭蓋骨を粉砕する。相手は死ぬ。 pic.twitter.com/64LFYYlyvh

— てりやき🇦🇺豪州獣医 (@happyguppyaki) August 25, 2023
Twitter: @happyguppyaki

ここまでウォンバットとiPhone 15の違いについてお知らせしましたが、ウォンバットは自然動物。iPhoneのようにお金を出して飼うことはできません。

取材の中で「飼いたいではなく、見守りたい。それが野生動物ってモンです」と語ってくれたてりやきさんのアカウントでは、獣医師をしながら自然動物のありのままの生態を知ることができる投稿を行っています。

(サムネイル画像:apple / てりやきさんXアカントより)

Twitter: @happyguppyaki