「負けた人は『ニャー』と鳴きます」ネコをぎゅうぎゅうに敷き詰めたほうが勝ち。見た目が最高にかわいいボードゲームが話題に

    ネコで埋め尽くす、ニャンとも平和なボードゲーム。商品デザイナーの方にネコについて聞いてみました。

    ネコをぎゅうぎゅうに敷き詰めていくボードゲームがSNSを中心に話題になっています。

    作品を紹介した投稿には「かわいいしやってみたい」「欲しすぎる」とたくさんのコメントが寄せられました。

    ニャンとも平和な陣取りゲーム『ネゴ』

    話題になっているのは、アッシュコンセプトのオリジナルブランド「+d(プラスディー)」より発売した『ネゴ』というボードゲーム。

    「路地裏に集まるネコたちが繰り広げる、ニャンとも平和な陣取りゲーム」ということで、“2人で交互にネコ型のコマを置いて盤面をネコでいっぱいにしていき、自分のチームのネコを置けているマスが多いほうが勝ち”というシンプルなゲームです。遊んでみたい!

    ちなみに、負けた人は悔しそうに「ニャー」と鳴かなければいけないのが公式ルール。

    子供も大人も一緒に楽しめそうな『ネゴ』に、SNS上では、

    「かわいい……! いつかゲットしたい」

    「猫がみっちみちなのかわいい! 子供でも楽しめそう」

    「これやりたい、幸福でしかないじゃん」

    など多くのコメントが寄せられました。

    編集部は「+d ネゴ」のデザイナー、森井ユカさんにお話を聞きました

    ――「ネコの縄張り争いをゲームにする」という着想はどこから?

    前作「+d ネコカップ(※)で物理的にネコを量産してもらった後は、頭の中をネコでいっぱいにしてもらいたいということで、私がボードゲーム好きだったことからまずはネコ型のコマのボードゲームを作ろうと決めました。

    社内でルールを考えていたときに「ネコの習性を反映させては」という意見があり、やってみると展開が面白くなったので取り入れてみました。

    (※ネコカップとは、同社が販売しているカップ型のネコ(原文ママ)。ゼリーの型や砂遊びの道具として使うなど、「無限にネコのシルエットを生み出すことができる」というもの)

    ネコカップで作ったネコゼリー。かわいい

    ――駒やボードなど、デザイン面で特にこだわった点はありますか。

    リアルな造形というよりは、誰もが持っているシンプルな「ネコのイメージ」を大切にしました。

    碁や将棋のように、ボードに置いたときの「パチン」という音も大切にしました。

    ――森井さん自身、ネコのどんなところがお好きですか?

    なにもかもです! ネコのためなら喜んで僕(しもべ)になります。

    ――SNSでの反響について、今のお気持ちをぜひお聞かせください。

    ボードゲーム好きの方々に反応いただけたのはとってもうれしいです!
    対戦してみたご感想をぜひともお伺いしたいです。

    ――現在追加生産中とのことですが、販売再開の予定などはありますか。

    9月上旬より順次入荷・再販予定です。

    駒を手作りしているということもあり、一度に沢山ご用意することが難しく……なるべく多くの方の手に渡ってほしいと考えておりますので、お待ちいただけましたら幸いです。

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    アッシュコンセプトの直営店「KONCENT Web shop」では8月17日(木)20時より、9月お届け分の予約販売を開始予定とのこと。 販売再開が待ち遠しいです。

    同社ではネコカップチャレンジ2023というイベントも開催しており、こちらはネコカップを使った写真や料理などをSNSに投稿する参加型イベントとなっています。

    ハッシュタグ#ネコカップチャレンジ2023で検索すると、ネコ型のゼリーやお料理などネコちゃんの写真が目白押し。

    夏の開催ということで、氷や寒天などを使った清涼感あふれる写真が多く投稿されています。どれもかわいい……!