国内初!靴を脱がなくても使える体組成計

足じゃなくて、手で測る

靴を脱がなくていいから手軽に使える!

8時間で2962人の体組成を計測

デーブ・スペクターさん「この素晴らしさは計り知れない」

靴を脱がなくてもいいので、計測時間は従来の約半分!
体重や体脂肪率、脂肪量、筋肉量など、載るだけで様々な項目を計測できる体組成計。
便利ですが、実は素足にならないと使えないって知ってました?
家で計測する分には問題ありませんが、集団での健康測定をする時など、靴を脱いで、靴下を脱いで、女性の場合はストッキングまで脱ぐという手間がかかっていました。
そこで、開発されたのがタニタの「両手間計測体組成計 DC-13C」です。
そもそも、体組成計はからだに微弱な電流を通し、その通りにくさから、様々なデータを計測しています。
従来は足から電力を通していましたが、新製品では手から電流を通すので、素足にならなくても計測可能。
計測するときは、本体側面に用意されたバーを握ります。
靴の着脱などで準備時間がかかっていた従来タイプに比べ、計測時間は約40秒と半分以下になりました。
手に電流を通すタイプの体組成計は、測定結果が安定しづらいという傾向がありましたが、タニタの技術力でこれをカバー。今回、国内初の製品化へ踏み切りました。
今回のモデルは、公共施設やイベント会場、企業のオフィス向けに開発されました。
タニタでは3月18日に開催された「2018板橋Cityマラソン」で、この製品を15台使って8時間で2962人を計測し、ギネス世界記録に申請しているそうです。
計測項目は、体重、体脂肪率、脂肪量、徐脂肪量、筋肉量、筋肉率、体水分量、体水分率、推定骨量、基礎代謝量、内臓脂肪レベル、BMIの12項目で、計測後データがその場でプリントアウトされます。
一般的に施設向けの体組成計はフィットネスクラブなどがメインの市場でしたが、今回の新製品については、人前で靴を脱ぐことに抵抗がある外国市場などを新たな市場としてターゲティングするとしています。
会場ではデーブ・スペクターさんが登壇し、「アメリカ人は寝るときも靴を履いてるくらいなので、靴を脱がなくても測定できるというのは気持ち的に非常にハードルが下がる」など、製品の魅力を語りました。
発売は8月7日からで、価格は285000円(税抜)。