育児は家族みんなでするもの。「ファミリーバッグ」に込めたおむつメーカーの想いとは

    育児をするのは母親だけではないはずなのに、なぜ「マザーズバッグ」?おむつなどのベビー用品を製造・販売する大王製紙がキャンペーン用に製作したのは「ファミリーバッグ」でした。

    おむつメーカーが提案する「ファミリーバッグ」って?

    オムツなどのベビー用品を製造・販売する大王製紙は、昨年末展開したキャンペーンの賞品として「ファミリーバッグ」を提供しました。

    「子育てはママだけでなく、家族みんなでするもの」

    大王製紙は、世の中のママとパパの感じている悩みに向き合うことをテーマとした「おむつを買って家族を笑顔にできることなんだろう?キャンペーン」を昨年11月に展開しました。(現在は終了しています)

    「コロナ禍で育児環境がさらに不安定な中、私たちおむつメーカーにできることは何だろう?と考えたところからスタートしたキャンペーンでした。

    たくさんの育児課題がある中で、男性の育児参加は特に身近なテーマです。キャンペーンを通して、子育てはママだけでなく、家族みんなでするもの、というメッセージを伝えられればと考えました」( ベビーケア・ブランドマーケティング部 ベビーケアグループ 係長 黒田 敦士さん)

    その賞品のひとつとして用意されたのが「ファミリーバッグ」でした。

    「子育ては家族みんなでするものなのに、なぜ『マザーズバッグ』というママのみを対象にした子育てバッグが多いのだろう? という疑問から、ファミリーバッグの構想に至りました」(黒田さん)

    「こども ビームス」や子育てインフルエンサーとコラボして使いやすさを追求

    自分自身の育児で気づいた大変さ

    実は、昨年末にご自身のお子さんが生まれたという黒田さん。実際、自分の子どもにオムツをつけてみたことで、今までにない気づきがあったそうです。

    「想像していた以上におむつ交換って難しいんだなと(笑)。最初の頃はやり方もわからず苦労しました。

    でも、おむつ交換をすることで、子どもの成長を感じられる場面も多くて。最初に使っていたおむつが割とすぐに小さくなってしまってびっくりしました」(黒田さん)

    「グーン」では、育児が不慣れな人でも簡単におむつ替えができるように替え方やコツなどを公開しているほか、おむつには赤ちゃんの肌に優しい低刺激で柔らかい素材を採用しています。

    コロナ禍で不安な子育てをどうサポートするか