誹謗中傷を受けた『スター・ウォーズ』出演のアジア系俳優。ネットで攻撃する人は「想像力がない」

    「私や私の経験を理解していない人の女性蔑視的・人種差別的な意見を、私の内面に取り込む必要は決してないとセラピーで学びました」と、ローズ役を演じたケリー・マリー・トランは語りました。

    ケリー・マリー・トランは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』への出演で一躍有名になったベトナム系アメリカ人俳優です。

    ディズニー最新作『ラーヤと龍の王国』で主人公ラーヤの声を担当しているケリー。映画公開にあわせて表紙を飾ったハリウッド・リポーター誌のインタビューで、有色人種女性として初めて『スター・ウォーズ』シリーズに登場して直面した人種差別・性差別について語りました。

    誹謗中傷を受けて、ケリーはカウンセリングに通っていたそうです。

    俳優をやっている理由や目標を見失いそうになったら、「いったん(ショービズ業界から)離れて、現実世界に触れるようにしている」とケリー。

    「インターネットやソーシャルメディアにいない時のほうが、私はずっと幸せです」

    『スター・ウォーズ』続三部作で主人公のレイを演じ、ケリーと共演したデイジー・リドリーも、ケリーと同じ意見のようです。

    Daisy Ridley smiling on the red carpet

    ケリーは過去にもハラスメントについてメディアに明かしています。

    ケリーが出演している『ラーヤと龍の王国』は公開中です。

    ディズニープラスでも配信されています!

    この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:髙橋李佳子