人気モデルのシンディ・クロフォードが、デビュー当時に受けたあるインタビューを振り返り、当時の心境を明かしました。
1986年、デビューしたばかりのシンディーは、有名司会者オプラ・ウィンフリーのトーク番組に出演しました。当時のシンディーは20歳。
オプラは椅子に座っていたシンディに、立ち上がって全身を見せるよう促します。
その後、オプラはジョンに対し、シンディがデビューする際に「トレーニングなどは必要だったか」と尋ねます。
ジョン「ルックスの面では、彼女はまったく問題ないです。というより、メンタルの面で、彼女は自分が本当にモデルをしたいのかどうか定かじゃない部分があったのだと思います。我々が見抜いていたように、自身のポテンシャルに彼女は気づけていなかったと思います」
シンディは、ノースウェスタン大学で工学を専攻していたと明かします。モデル業は小さい頃からの夢ではなかったが、キャリアを追求するため学業を中断した、と続けました。
そして現在、Apple TV+で配信中のシリーズ『ザ・スーパーモデル』で、シンディは当時を振り返り、こう語りました。
「私はまるで所有物か、子どものようでした。見られているだけで、話を聞いてはもらえなかった」
『ザ・スーパーモデル』はシンディをはじめ、ナオミ・キャンベル、リンダ・エヴァンジェリスタ、クリスティー・ターリントンらトップモデルたちのキャリアの軌跡をたどっています。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:大久保 拓哉