俳優のチャニング・テイタム(41)が、アメリカのトーク番組「The Kelly Clarkson Show」に登場。映画『マジック・マイク』撮影当時、ストリップダンサーを演じるための肉体改造がどれだけ不健康だったか、率直に語りました。
番組の司会者、歌手のケリー・クラークソンとの対談中、スクリーンにマイク役を演じるチャニングの上裸姿の写真が映し出されました。すると彼は、「3作目をやりたくなかった理由は、それかもしれない」と写真を指さしました。「あんな体にしないといけないから」
「たとえ鍛えていても、あんな体型になるのは普通じゃない」
映画の準備をするにあたって、"きちんと"食事をとっていたか聞かれると、チャニングは、「きちんと?健康的なわけがない、ずっと飢えているようなものだ。こんなにマッチョで痩せている状態が健康的とは言えないと思うよ」
「フルタイムで働いている人が、実際にどうやって絞った体を維持しているのかわからない。私はフルタイムの仕事として筋トレをしているけど、体型維持なんてほとんどできない」と続け、体をそこまで絞るには、1日2回のワークアウトと決まった時間の食事が必要だと語りました。
チャニングは映画の準備中、いちばん恋しくなる食べ物は、「塩かな」と答えました。「裸になるシーンの撮影日が近づくと、口にするものすべてが水の味になるんだ」
年齢を重ねたチャニングは、役作りにおける体重の変動に対応するのが難しくなったといいます。「本当に絞るには2カ月かかるけど、当時は3日で痩せることもあった」
チャニングは、昨年のトークショーでも似た発言をしています。「仕事のために体を鍛えている者として、映画で裸になるシーンがないかぎり、通常はこんな体じゃない。作品内で裸にならなくてもいいように、もっと演技に磨きをかけないといけない」
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:アシュウェル英玲奈