仕事絶頂期に妊娠「キャリアを棒に振る出来事。でも…」有名歌手が振り返る

歌手アデルが、キャリア絶頂期に母親になった経験を振り返りました🎤

歌手アデルが、キャリア絶頂期に母親になった経験を振り返りました。

Kevork Djansezian / Getty Images

アデルは2012年、自身のアルバム『21』が世界的にヒットした頃に、息子アンジェロ君を出産しました。

妊娠中に行われたグラミー賞では6つの賞を受賞。歌手ビヨンセに続き、6冠を達成した歴代2番目の女性アーティストとなりました。

そんな過去を持つアデルは先日、ロサンゼルスで開催されたハリウッド・リポーター主催の「Women in Entertainment Gala」に出席。

Dave J Hogan / Getty Images

エンターテインメントとメディアにおける先駆者や慈善家を表彰する「シェリー・ランシング・リーダーシップ賞」を受賞しました。

受賞スピーチで、息子の妊娠を知ったときのことをこう振り返っています。

「このスピーチを考えるにあたって、何を言うか迷いながら人生を振り返っていたところ、プロのアーティストになって17年が経ったことに気づきました。クレイジーだなと思います」

「この17年の間で、『計算されたアーティスト』だとか『数年アルバムを出さないことで注目を集めようとしている』などど思われていないかと考えることもありました」

Frederic J. Brown / AFP via Getty Images

「アルバムを今までに4つしか出していない本当の理由は…子どもがいるからです。私に息子がいることを知っている人はいるかもしれませんが、息子が現在11歳だということは知らないと思います」

「（妊娠したのは）アルバム『21』をリリースして絶頂にいたときでした。自分では『大混乱』の時期と呼んでいるんですが。なぜなら、一夜で一気に有名になり、人生の中で一番不思議な経験だったからです。その時期に妊娠しました」

Johnny Nunez / Getty Images for the Recording Academy

「多くの人にとってはそんなに時期に妊娠することは、キャリアを棒に振る出来事だと思います。でも私はいつも、常識に逆らう人です。私生活とキャリアを両立できるのではと思ったのです」

「信じられないと思いますが、私は両方やり遂げました。これができたのは、今までに私の先を生き、犠牲を伴った数多くの女性たちのおかげです」

アデルは8月にもう一度母親になる準備ができていると締めくくり、赤ちゃんの名前の候補も考えていると明かしました🎤

この記事は英語から翻訳・編集しました。  翻訳：アシュウェル英玲奈