毎日寒いし、そろそろ最高に美味いココアを決めようと思う。
いまのココアはすごいぞ。
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ココアって美味しいですよね。
温かくて、甘くて、おいしくて。なんだか心がほっとするドリンク。
子どものころから大好きという人も多いのではないでしょうか。
そんなココアですが、とてもたくさんの種類があるので、美味しいのはどれか実際に飲んで決めてみたいと思います。
まずはちょっと珍しい「しょうがココア」。

名前のとおり、しょうがの成分が入っているココアで、袋を開けたとたん、しょうがの爽やかな香りがぐわっと漂ってきました。
しょうが好きには堪らないはず。
ホットミルクに大さじ1杯を入れてみる。

いざ飲んでみるとこれは美味い!
とにかく生姜の風味がすごい。見た目はココアなのに、あの苦味と辛味がきちんと残っていて超大人の味。
全然甘くないので、途中でお砂糖を投入。

小さじ1杯のお砂糖を入れると一気に飲みやすくなったが、後味にわずかに残る生姜が味を際立たせる。
お腹の中からポカポカしてくるような感覚もある。冬に嬉しいドリンクかも。
続いて本格的な「バンホーテン ココア」。

本格ブランドとして有名なバンホーテンのココア。こちらも砂糖が入ってない。
さきほどとは作り方を変えてみる。

ホットミルクにあとからココアパウダーをいれると“ダマ”になるので、マグカップに大さじ一杯のココアと小さじ一杯の砂糖を入れ、少しのお湯で溶くことにした。

ペースト状になったらホットミルクを注いで混ぜる。こっちのほうが簡単だ。
よし、完成。

苦味が特徴的でとても美味しい。しょうがほどのクセはないがこれも完全に大人の味。コーヒー代わりにも飲める。
調合にもよるが甘さを控えめにするとココアの苦味が際立つので、それこそ甘いデザートにもぴったりなドリンクになる。
ココア=子どもの飲み物と思っている人にはぜひ味わってほしい。コーヒーは苦手だけどホットドリンクが飲みたいという人にはこの選択肢ありでは。
オランダ原産の「純ココア」。

バンホーテンに似てる純粋なココアパウダー。甘みもないが苦味も控えめなので子どもでも楽しめそう。砂糖をちょっとずつ入れて味を調節する。
これもペースト状に溶いてホットミルクを注ぐ。

これだけでもいい香りが漂ってくる。
ああ、美味い……。

砂糖なしでも、どことなくまろやかで美味しい。
とてもバランスのいいココアパウダー。子どもから大人まで家族みんなで楽しめそうだ。
大さじ一杯混ぜてみると、ああ懐かしい甘い香り……。

一口飲むとなんというか、ほっとする。これぞココア。とにかく優しい。子どものころを思い出す。母親の目を隠れて、いつも大さじ2杯くらい入れて飲んでた。
いま飲んでもこんなに美味しいなんて……。
スティックタイプがかわいい「Choc-o-lait」。

Choc-o-laitはとてもおしゃれなココア。
棒の先にチョコレートの塊みたいなものがついていて、それをホットミルクに沈めて溶かすとココアになるというもの。見た目がかわいすぎる。
このまま食べたいが、ホットミルクに投入。

入れるとすぐに溶ける。
「ターミネーター2」のラストシーンで、T-800が親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいく姿を思い出して、ちょっと泣いた。
ちょっと食べてみたけど美味しかった。

飲んでみるとめちゃくちゃ甘いココアだった。ホットチョコレートというべきか、これまでのココアで少なからずあった苦味というものがまったくない。

これ自体がデザートの役割も兼ねているかのような甘いドリンクで、もちろんめちゃくちゃ美味い。
寒い冬、疲れたときは温かくて甘いものが飲みたい。そんなときにこのスティックがあるときっと救われるだろう。甘いことは甘いが、すっごく癒やされた。1本は常備しておきたい。
スイスっぽいがアメリカ産の「SWISS MISS」。

このSWISS MISSはマシュマロ入りドリンクなどでも有名。この欧米っぽいパッケージがめちゃくちゃな甘さを予感させる。
小分けの袋だが、量が多いので半分くらいがいい。

慎重に入れる。
半分でもこんなにある!

混ぜて飲むと、うん、めちゃくちゃ甘くて美味しい! 苦味はゼロ! この味、子どもは歓喜するはず。
あとなにげに溶けやすいのも良かった。
甘いのに後味はすっきりなのでどんどん飲めちゃう。

これは美味しい。べったりした感じがないので不思議とグイグイいけちゃう味です。
さて、どれが一番おいしかったか、です。
とても悩ましいところですが、
甘さをはじめとした味のバランス、
いつでも飲みたくなる手軽さ、
ココアに求められる精神的な拠り所としての役割、
そのあたりを総合的に判断すると、
やっぱり森永ミルクココアが最高じゃないかと。

子どものころに飲んでいたココアが、いまもこんなに美味しく感じられるなんて、これが時代を超えるブランドの力なのでしょうか。
落ち着くような香り、控えめな甘さ、飲んだあとのほっとする感じ。なにもかもが完璧。
そんな森永ミルクココアが初めて発売されたのは1919年。ドイツの「ワイマール憲法」が制定された年です。日本は大正8年でした。
当時から「朝の一杯終日を愉快に活動し 夕の一杯終日の疲労を回復す」と健康をアピールした広告を展開しており、いまと同じく人々に癒やしを与える存在だったそうです。
久々に飲んでみてはいかがでしょうか。
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