大音量のBGMが鳴り響き、店員も客もお互いの声が一切聞こえないーー。
そんな状況で買い物を体験する“爆音コンビニ”が東京・板橋区に1日限定でオープンする。

このコンビニは「DEAF-MART」(デフマート)。聴覚障害者の実話をきっかけに、株式会社⼈間とNPO法⼈SilentVoiceが共同で企画した。
コロナ禍でのマスクの着⽤が、⼝の動きや顔の表情を⾒ながら相⼿の⾔いたいことを読みとる聴覚障害者にとって⼤きな壁となっているという。
なかでも特に困るシーンとして挙げられるのが「コンビニ」。とても⾝近な場所ながら、「話していることがわからない」どころか、「話しかけられていることすらわからない」という不安に悩まされている。

DEAF-MARTでは、クラブさながらの⼤⾳量BGMで「声が聞こえない」環境を再現。参加者は聴覚以外の手段で相手の伝えることを読み取り、言いたいことを伝え、商品を購⼊するまでをイベントとして体験する。
株式会社⼈間代表取締役/変なプロデューサーの花岡氏は、「普段、聞こえる⼈の中だけで⽣活していると、聞こえない⼈がどんなことに困っているかを気にとめることはありません。本イベントを通して彼らの⼯夫を体験していただきつつ、聞こえる⼈も⼯夫できる社会になればいいと思います」コメント。
◯『爆⾳コンビニDEAF-MART』開催概要
[開催⽇]2020年12⽉4⽇(⾦)[料⾦]無料[定員]各2組(1組2名)※全3回
[開催時間]各回約60分のイベントとなります。
(1)開店15:00(受付14:45)(2)開店17:00(受付16:45)(3)開店19:00(受付18:45)
[開催場所]東京都板橋区某所(当選者のみご案内いたします)
[応募期限]2020年11⽉17⽇(⽕)〜2020年11⽉27⽇(⾦)17:00
応募サイトはこちら。