行きたくないけど行かなくちゃ...全世代が盛り上がるカラオケの1曲目って?
あやまんJAPANに就職したかった、28歳OLです。
私は2013年の新卒で、広告代理店に入社しました。
代理店OLとして丸4年間、日々仕事と向き合う中で、ビジネスには、仕事のスキルと同じくらい重要なものがあることに気づいたのです。
それが、『カラオケ』。

カラオケはまさにビジネスの縮図。あの狭い部屋の中で利用時間という「納期」を守り、盛り上がるという「KGI」に向かい、一体感という「チームワーク」を生み出す。
イメージ通り、と言うか、代理店マンは本当に芸達者な人が多くて、カラオケに行くたびに本当に楽しい時間を過ごさせていただきました!代理店で過ごした4年間、仕事もそこそこにカラオケに通い詰めた私が考える、100%主観のカラオケ論です。
入室から選曲までは1分以内で

盛り上がった飲み会の2軒目、カラオケ行こうぜー!って意気揚々と入室したのの、デンモクを持ったまま沈黙の5分間が過ぎ去った経験、ありませんか。
若いのから歌えー!みたいにイキナリ振られても・・・おろおろ。先輩が歌わないと俺たち歌えないんで!みたいに持ち上げられても・・・あせあせ。
サラリーマンのカラオケにおいて何よりも大切なことは、どれだけ短期間で、効率的に、場を温められるかだと思うんです。
その点で、曲入れまでの速さは最重要課題。着いたらすぐに曲を入れてマイクを準備、このインターバルは1分以内が理想です。
選曲はシンプルに。
20代を真剣にカラオケに向き合ってきた、私なりの結論。
様々な世代の入れ混じるサラリーマンカラオケの場において、1曲目の選曲時に気をつけるべきは以下4点だと思っています。
その1:アップテンポ
その2:間奏が少ない
その3:曲自体も短い
その4:歌詞がライト
で、ずばり私なりの1曲目の正解は、
タイミング / ブラックビスケッツ
です。
タイミング!懐かしい!

この曲の破壊力、半端じゃありません。1996年から2002年まで放送されていた人気番組「ウッチャンナンチャンのウリナリ」からデビューしたブラックビスケッツ。20代中盤から40代後半までがリアルタイムで見ていた番組!
イントロが流れると、「わーなつかしー」と口ずさみ、大サビではみんな立ち上がって踊れます!
実際に歌ってみた (楽しい♡)
この曲のすごいところは、男女の掛け合いで曲が進んで行くところ。
デュエット曲って、独りよがりな感じがあんまり出ない&人を巻き込みやすくて1曲目に向いてるんです。
その1:アップテンポ
その2:間奏が少ない
その3:曲自体も短い
その4:歌詞がライト
さらにはデュエット曲だしダンスも簡単!
タイミングは最強です。
もうちょっと踏み込むならば、これも名曲。

2000年前半に大流行した1曲!
サニーデイサンデイ / センチメンタルジャーニー
とにかくイントロが短くて勢いがあって、曲全体もコンパクト!歌詞に「小麦色した球児みたい」とか「芝生の上を転がるボール」とかあるので、特に元野球部の方がいるときに歌うとより盛り上がる曲です。
男性ならこの曲もおすすめ。
あなたに / モンゴル800
なぜ『小さな恋のうた』ではなく『あなたに』なのか、理由は短さです。「あなたに」の方が短いんです。
「部長、僕がこの曲歌い終わるまでに1曲入れといてくださいね!」
と伝えて全力で歌い切りましょう。1曲目としてはなかなかいい仕切りだと思います。
一番やっちゃいけないのは、デンモクの回し合いという無意味な時間。
カラオケの1曲目、目上の人を気遣って"デンモク回し"しますよね。すると先輩も照れ臭くて、後輩にデンモク突き返しますよね。
これが一番やっちゃいけないこと、どちらも気をつかっているようでつかってない。仕事に例えるとただの責任の押し付け合いです。
みなさん次回のカラオケでは、張り切って1曲目に挑戦してみませんか。
Writing / Moeno Morimoto
Illustration / Shoko Kawai