指サックの思わぬ使い方が話題です。
すずき村長さん（@szkjn）が、普段使っている指サックの写真を投稿したところ、2.3万回以上リツイートされ、8.7万件を超える「いいね」が集まりました。
リプライ欄では「目から鱗です」「ナイスアイディアすぎます！」「マネさせて頂きます！」など大きな反響が寄せられています。
普段はほとんど使うことがないのに、何とも言えないかわいさから買ってしまう人が続出しているハニワの形をした指サック「はにさっく」。
今回投稿されたツイートは、そんな「つい買ってしまったけど使う機会がない……」という人には目から鱗の「はにさっく」活用術です。
それは、指サックをビニール傘の柄の先につけるというアイデア。
指サックが滑り止めになり、傘をテーブルなどにかけたときに落ちにくくなります。さらにユニークさが出て、他の傘とも間違えにくくなります！
傘の柄の先につけるという発想にはびっくり！なんで今まで思いつかなかったんだろう……。
普通の指サックでも滑り止めになるけど、「はにさっく」だとかわいさもあって真似しやすい！
BuzzFeedは投稿者さんに話を聞きました。
化粧品会社でマーケティングを行った後に独立し、NPOユニバーサルファッション協会を起ち上げ「障害・高齢・体型・サイズなどの不満を解消するファッションの普及活動」を行っていたすずき村長さん。
現在は、ファッション系クリエイターのビジネスを成長させるためのアドバイスを行っているそうです。
――どのようなきっかけでこのアイデアを思いつかれたのでしょうか。
現在の仕事の前は、ユニバーサルデザインに配慮した障害者や高齢者向けのファッションや店舗サービスを普及させるNPO活動をしていました。
体の不自由さなどに関わりなく、誰もが快適に買い物ができるようにする活動の中で、高齢者がATMを使うときの杖ホルダーの紹介もしていたので、そこから傘ホルダーのアイデアを思いつきました。
ハニサックのサイズが指に合わなくて使っていなかったのですが、はめてみたらちょうどピッタリでした。
――「ナイスアイデアですね」「目から鱗です！」とたくさんのコメントが寄せられています。ツイートに対する大きな反響を、どのように受け止められていますか？
逆にあたりまえのアイデアだと思っていたので、反響が大きくてびっくりしています。
日常の中の不便さは、健康な人よりも体が弱かったり、不自由さを感じている人のほうが気づくことが多く、その不便さを解消すると健常者にも便利ということはよくあるで、新たな視点を提供できたので良かったです。
いつもと違う視点での用途提案することが、商品を活かすことにつながる事例としてアドバイスに活かそうと思います。