「スラムダンク観なかったらお前の人生マイナス2だよ！」「体感2分だから大丈夫」「山王がバカ強いってことだけ知っとけばいい」「とりま見たらわかるから！！」
韓国のYouTuberが投稿した「スラムダンクを観た人 VS 観てない人」と題された1本の動画が日本でも話題を呼んでいます。
「韓国のスラムダンク旋風えぐすぎるww」というコメントとともに、あるTwitterユーザーが日本語字幕付きで動画を投稿。
スラムダンクに魅了された人の熱い語りっぷり、興味がない人をなんとしても映画館に連れ出そうとする押しの強さが爆笑を誘い、6.8万回以上リツイートされ、568万回以上再生されています。
韓国のスラムダンク旋風えぐすぎるw w w w w w wこれ面白すぎて字幕つけてもたw w w w w w
スラムダンクの話をしてる部分追加で字幕つけました😂 国境超えてかなり共感度高いのでめっちゃ笑ったw w w w w(誤訳あったらすいませんㅠ フル尺こっから観れます〜！ https://t.co/RIf5k2Ue1f
韓国でのスラムダンク人気がヤバい…！？
日本では昨年12月に公開され、100億円を超える大ヒットとなっている映画『THE FIRST SLAM DUNK』ですが、実は韓国でも歴史的なヒットとなっています。
累計観客数は300万人を超え、その人気はこれまでトップだった『君の名は。』を抑え、日本映画の歴代興行ランキング1位の記録を塗り替えるほど。
20年以上前に連載されていた作品なのもあり、「原作マンガは知らない」「どんな話かも知らない」という人も少なくありません。
そんな状況を受け、今韓国のあちこちで発生しているであろう（？）会話を描いたのがこちらの動画です。
「体感2分だから大丈夫」「もう予約したから」
「スラムダンク」の映画を絶対観ろ！とゴリ押しする男性2人と、興味のなさそうな女性。
「観ないって。なんでそんなに観ろっていうのよ」と飽き飽きしている様子。
2人の男性は「見なかったら人生マイナス2だよ」「でも見たらプラス2になる」と説得します。
「2時間？長すぎ」「高いし…」「絶対観ません」と頑なに拒む女性。
「つまらなかったら人気のパン屋、俺らが行列並んでおごるから！」と交換条件を出し、「もう予約しといた」「体感2分だから大丈夫」と強引に観ることを勧める男性たち。
「本当にひとつも内容知らないんだって！」と慌てる女性に「山王がばか強いってことだけ知っときゃいい」となだめながら女性を送り出します。
女性を送り出したあと、「俺は諦めを知らない男だ」と三井寿のようなセリフとともに拳を合わせる2人。
2時間後。なんだかさっきとは違う表情で、無言で帰ってきた女性。
そして男性と向き合い、最後は…！？
衝撃の……いやどこかで期待していたラストに爆笑です😂
動画を作成したのは韓国で活動するYouTuber、Deepさん。
YouTubeでこの動画を見る
「観た人 vs 観なかった人」というタイトルで投稿されたこの動画は、30万回以上視聴されています。
日韓両国から寄せられたたくさんのコメント
映画を観た人も観てない人も楽しめる動画に、日韓両国でたくさんのコメントが寄せられています。
こちらの日本語字幕付きの動画のおかげで映画を観てみたくなり、さきほど観てきました。最高でした。ありがとうございます。（日本）
何っの知識なく観てきました。帰りに原作大人買いして帰りました。2回目観に行きます！！（日本）
推し作品を布教したいオタクの仕草が万国共通すぎる（日本）
彼氏と観に行ったとき、通り過ぎるどのカップルも彼氏が彼女に色々説明していたことを思い出すwww（韓国）
女性が帰ってきて早々、察して立ち上がるのめっちゃウケるww（韓国）
BuzzFeedは投稿したDeepさんのスタッフに話を聞きました。
――実際に、韓国ではどれほどスラムダンクが人気なのでしょうか。実感されていることなどを教えてください。
私たちが映画を観に行ったとき、映画館に“スラムダンク世代”ではないような世代の人たちもたくさんいるのを見て、「幅広い世代で人気なんだな」と感じました。
――韓国ではこの動画にどのような反応がありましたか？
映画を観た人たちは共感しながら面白くみてくださり、映画を観ていない人からは「そんなに面白いの？」「これは自分も観なきゃかな？」といった反応が多かったです。
また、最後のシーンについては、多くの人が予め察して期待してくださったようで、とても喜んでくれました！
――日本でも話題になっていることについて、どのようなお気持ちでしょうか？
日本のマンガの影響を受けて韓国でこのような動画を作ることができ、韓国の動画の影響を受けて日本の方々に楽しんでもらえるという健全な文化交流ができているようで、とても嬉しいです。
私たちの動画を楽しんで見てくださったすべての方々に感謝しています。