台風や集中豪雨の季節がやってきました。夏のレジャーの行き帰り、高速道路上で大雨に襲われたときはどうしたらいいでしょうか?
JAF(日本自動車連盟)は公式サイトで、運転者が気をつけるべきポイントを解説しています。
高速道路上で大雨に遭遇した場合の注意点は?
走行速度が速い高速道路上で大雨に襲われた場合、まずは安全を確保することが最重要。
ワイパーをどれだけ早く動かしても拭ききれないレベルの大雨に遭遇した場合は、視界も悪くなるのでライトを点灯させ、安全な速度まで落として走行することを心がけましょう。
タイヤと路面の間に水の膜ができ、コントロールできなくなる「ハイドロプレーニング現象」にも注意が必要です。溝の減ったタイヤに発生しやすいと言われています。
近くにサービスエリアやパーキングエリアがある場合は積極的に利用を。建物内に退避し、雨雲が移動するのを待ちましょう。
どうしても走行しなければいけない場合は?
周囲のクルマや対向車からの水はねなどの危険を避けるため、できる限り車間距離をとりましょう。走行車線を走ってスピードを抑えましょう。
また、積乱雲が原因のゲリラ豪雨は、激しい突風が発生することも。
特にトンネルの出口付近では、風にハンドルをとられないよう注意が必要です。
事故が起きているかも? 最新情報をチェック
大雨の時には各種規制や交通事故が発生することも。
ハイウェイラジオや道路情報掲示板に注意し、積極的に最新の情報を入手するようにしましょう。
ポイントは3つ!
- サービスエリアやパーキングエリアにクルマを止めて雨が通り過ぎるのを待つ。
- スピードは控えめに、できる限り車間をあけて走行する。
- トンネルの出口付近での突風に注意する。
日ごろから大雨にあっても安全な走行ができるよう、走行前の点検も大切です。
タイヤの状態やワイパーブレードの動き、ワイパーのゴムのチェックし、視界確保のため窓をきれいにすることを心がけましょう。