現代的すぎる金印が話題です。
電子工作を中心とした工作活動を投稿している大学生のまこさん(@MakoTr_315)が、ある作品を撮影した動画をTwitterに投稿したところ、1.4万回以上リツイートされ、5.9万を超える「いいね」が集まりました。
リプライ欄では「数千年後の人類が発掘したら困惑しそう」「知り合いの高校の社会科の先生に共有してしまった」「この文字列でこんなにテンション上がったの初めて」と大きな反響が寄せられています。
それがこちら!
何か秘密はありそうだけど…見た目はハンコみたいだ🤔
いざ押してみると…
文字じゃなくて、QRコードが現れた!!
さらにこのQRコードをスマホで読み取ってみると…(ちゃんと読み取れるのもすごい😂)
日本史で出てきた「漢委奴国王」の文字が!!
QRコードから文字を出すという発想が面白い〜!!
BuzzFeedは投稿者さんに話を聞きました。
金印の印面が正方形であることから「この凹凸がもしQRコードだったら…」と突然思い付いたという、まこさん。
「金印の印面がもしQRコードであったとしても、刻まれたデジタルデータのテキスト情報が実物の内容と同じであれば、その印字が人間に直接読める読めないかに関係なく意味するものは同じだと考えました」
一番苦労したのはやっぱり…
苦労したのは、特に印字面の制作。QRコードの凹凸部分の形状が細かくするのが難しく、何度も試作を繰り返したそうです。
また、注目ポイントは、使用するプラスチック素材次第で、無塗装でも金色が表現できることだと言います。
「3Dプリンターの可能性を感じていただけたらと思います」
そもそも、なぜ3Dプリンターで作品を作ろうと思ったのでしょうか。
「3Dプリンターが身近な存在になったのは、大学で所属したロボコンサークルでした。部室にプリンターが置いてあり、普段からロボットの機構部品などを作るために、3Dプリンターが日々活用されていたのがきっかけです」
現在は、電気系・電子系を中心とした作品や、プロダクトの一部として必要な部品を作るために3Dプリンターを活用しながら、インターン先で3Dプリンターの設計なども手がけています。
他にもなんだかすごすぎる作品がいっぱい
まこさんはこれまでに、3Dプリンター以外にもさまざまな材料でユニークな作品を作っています。
面白さはもちろん、とにかく技術がすごすぎます!!
高校生のときに作った木製セグウェイ
リアルに放電する「ビリビリ美琴フィギュア」
LEDを光らせることができる「電気回路チョコ」
大きな反響が寄せられたことについては、次のように話していました。
「便利でも何でもない工作ですが、多くの方に反応をいただけて非常に嬉しく思います」
「これをきっかけに、より3Dプリンターの存在が皆さんにとって身近なものになってもらえればいいなと願っています」
今度はどんなユニークな作品が作られるのか、楽しみです〜!