思わず微笑んでしまう、4コマ漫画シリーズが話題です。
しろやぎ秋吾さん(@shiroyagisyugo)がTwitterに投稿している『お年寄りにキュンとした出来事』シリーズには、毎回2万を超える「いいね」が集まっています。
「どんな時代でも、愛って美しいんやなって」「キューン(尊すぎて失神)」「このシリーズずっとやって欲しいです。きっとエモさが死ぬほど埋まってるから、掘り起こし尽くして欲しいw」とお年寄りの様々なキュンエピソードにたくさんの反響が寄せられています。
例えばこんなキュンとした出来事💘
中学校の入学式に向かう途中、突然雨が降り出し、すべって田んぼに落ちてしまいます。
起きあがろうとしていると、おじいさんが傘を差しながらタオルを貸してくれました。
何とか入学式に出席できましたが、そこにはずぶ濡れで挨拶をしている校長先生が。
そう、あの時助けてくれたおじいさんは、校長先生だったのです!
BuzzFeedは投稿者のしろやぎさんに話を聞きました。
フォロワーさんからさまざまな「ひとこと体験談」を募集し、幅広いテーマでシリーズ漫画を描いているしろやぎさん。
今回ご紹介する『お年寄りにキュンとした出来事』もその中のひとつ。
『お年寄りにキュンとした出来事』シリーズを描き始めた理由は何でしょうか。
「ひとこと体験談シリーズで子どもや中高生をテーマにした話が続いていたので、じゃあ今度は年配の方の話をテーマにしよう、くらいの軽い気持ちで始めました」
「あとは中高生の尊い話が結構反応が良かったので、じゃあ『キュンとした話』にしようと、これもまた安直に決めました」
お気に入りのエピソードは…
これまでに20もの漫画が公開されていますが、中でも特にお気に入りのエピソードは何でしょうか。
「リハビリにきたおじいさんが『とりかじいっぱーい』と体勢を戻す話が好きです。世代の違う2人が対等な目線とノリで、お互い一生懸命なところにキュンとします」
体験談を漫画にするうえで心がけていることや、こだわりは何でしょうか。
「わかりやすく、シンプルに、伝わるように描こうと心がけています。内容はなるべく捻らないように、絵はできるだけきっちり描かないように、読み手が安心して読めるような作りを目指しています」
「あと自分がものすごい飽き性なので、描いてて飽きそうになったらテーマを変えたりして、『とにかく何でもいいから毎日出す』を勝手に目標に決めて描いています」
『お年寄りにキュンとした出来事』で伝えたいこと
「あんまり難しいことは考えていないのですが、読み手もあんまり深く考えずにぱっと見で『かわいい』とか『尊ぇ』とか感じてもらえれば嬉しいです」
シリーズにたくさんの反響が寄せられていることについては、「おじいちゃんおばあちゃんは描いていて楽しいので、もっと見たいと言ってもらえて素直に嬉しいです」と話し、こう続けました。
「いいね数に振り回されすぎるのはよくないと思うのですが、やっぱり大勢の人に見てもらえるのは嬉しいので、反響をもらえているうちはまだまだ描こうと思います」