ただのファッションショーじゃなかった。GUCCIのメッセージ性がすごすぎて「最高」であり「ゾッとした」

    これはなんだか凄すぎてうまく言葉にできない…

    誰もが一度は耳にしたことのあるファッションの祭典「ミラノ・コレクション」(ミラノ・ファッションウィーク)。今年は9月20日から26日まで開催されていました。

    有名ブランドの新作が続々と発表されるなか、SNSを中心に一際大きな話題を呼んだのがGUCCI(グッチ)です!

    なぜそんなに注目を集めたのかというと…

    68組すべてのモデルが双子だったから!!

    アメリカ・オハイオ州にある町、「Twinsburg」をテーマに作られた今季のショー。

    ここでは毎年「双子祭」が開催されており、今回のショーの出演者の一部もこのイベントでスカウトしたそうです。

    アイデアのもとはデザイナーのお母さん?

    誰もが衝撃を受ける双子のショーを作り上げたのは、クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ。

    実はお母さんが双子だというミケーレ。双子の片割れである叔母さんとは、彼女が亡くなるまで一緒に暮らしていたのだそう。

    GUCCI公式インスタグラムでは、双子を起用した意図をこう明かしています。

    双子というコンセプトは、同一性や類似性を連想させるかもしれませんが、アレッサンドロ・ミケーレはその正反対を示すことを目的としました。

    どんなに見た目がそっくりでも、それぞれが異なっており、完全な同一性は不可能。一般的に連想する印象とは逆のメッセージを伝えたいとしています。

    民族衣装のようなデザインも可愛い!

    グッチの定番、動物モチーフもたくさん!

    なんと84年の映画『グレムリン』のキャラクター「ギズモ」も登場!

    「笑いながら見てたんだけど、段々と恐怖」

    双子だらけの予想外のショーに、SNSでもさまざまな反応が。

    ルックの準備の大変さに思いを馳せる人、ミケーレの意図を感じて「ゾッとした」人などが見られました。

    当然、作る服も2倍……。

    双子って身長は違うんだな

    GUCCIのショーが最高。
    ありそうでなかった双子ルック。 この世界観よ…

    脳の倫理野が「これってこのまま受け取っていいんだっけ?」とアラートを鳴らしている

    GUCCIさんの双子ランウェイ笑いながら見てたんだけど、段々と恐怖。ゾッとした。
    今ならデジタルで簡単に複製出来るものを、敢えてモデルの人生というか、コピペされたのではない確固たる1人の人間と1人の人間のここに立つまでの道のりを見せつけられた。