• kodomo badge

「天才かと思った」息子が小学1年生のときに書いた読書感想文→まさかの発想に「最高」「これ使おう」と話題

子どもの発想ってすごいな〜…。

発想が天才的すぎる読書感想文の書き方が話題です。

斉藤ナミさん(@nami5711)がTwitterに、「長男の読書感想文でてきた」と1枚の写真を投稿。

「最高」「私もそれ真似してぇ〜!」「シンプルに感心してる」と大きな話題を集めています。

長男の読書感想文でてきた。「っ」で文字数稼ぎまくってて、天才かと思った。

「とっっっっっっっっっっても、めっっっっっちゃくっっっっっっっちゃ楽しかったです」 pic.twitter.com/D1EKBk8ehw

— 斉藤 ナミ(パン子) (@nami5711) May 28, 2023
Twitter: @nami5711

「とっっっっっっっっっっても、めっっっっっちゃくっっっっっっっちゃ楽しかったです」

「天才かと思った」と投稿されたこちらの投稿。

原稿用紙をよく見てみると…

「とっっっっっっっっっっても、めっっっっっちゃくっっっっっっっちゃ楽しかったです」

と、「っ」で文字数を稼ぎまくっています(笑)

斉藤さんによると「先生には普通に怒られてました」とのことですが……それにしても、息子さんの発想がすごい!

BuzzFeedは投稿者さんに話を聞きました。

エッセイストとして、Webメディアでエッセイを書いている斉藤ナミさん。

小学校1年生のときにこの読書感想文を書いた息子さんは、現在小学6年生だそうです。

――小学1年生当時のものということですが、当時はこの作文についてどのように思われたのでしょうか。

『めいろブック』という本にハマっていた頃だったので、めいろが楽しかった様子を作文にしていたようですが、原稿用紙1枚(400字)も埋められずこのような事態になったと記憶しております。

当時の彼の気持ちは、ちょっとわかりかねますが、今現在、本人はこの写真を見ても当時のことを覚えておらず「何これ、ありえない……」と言っております(笑)

――「先生には普通に怒られててしょんぼりしてました」とありますが、なぜこのような書き方をしたのかなど、息子さんのお話を聞かれたことはありますか?

先生からは「どこがどう面白かったのかを詳しく書いて、もう一度提出してね」という趣旨のお手紙をもらい、「“楽しかった”以外書くことないよ」とぼやいていたのを記憶しています。

結局、『めいろブック』では感想文は書けないと判断し、違う本にして書かせた覚えがあります。

――現在の息子さんは「文章大好き少年」とのことですが、感想文もしっかり書けるようになったのでしょうか?

小6になった今は、本をたくさん読むようにはなっているのですが(図書委員で月に10冊以上は読んでいます)、 感想文を書くのは変わらず苦手なようです。

無駄にセリフや改行を仕込んで、文字数稼ぎをしまくっているところは変わりません。

――ツイートに対する大きな反響を、どのように受け止められていますか?

「こんなの叱らないとダメだろ」などの批判的な意見も多くて困惑したのですが、「怒らなきゃいけないんだろうけど、見た瞬間爆笑してしまう」「発想力がすごい」「男の子って感じで最高」「反省文でこれ使おう」など、笑ってくださっているコメントもたくさんあって嬉しかったです。

もちろん、一通り笑った後に文章の書き方も指導しましたし、現在はちゃんと更生して文章大好き少年に育っているので、「ご心配なく!」と思っています。

ツイート自体、長男が「これ面白いからツイートしてよ」と言ってきたということもあり、結果、これだけバズったことは長男本人が一番喜んでおります(笑)