発想が天才的すぎる読書感想文の書き方が話題です。
斉藤ナミさん(@nami5711)がTwitterに、「長男の読書感想文でてきた」と1枚の写真を投稿。
「最高」「私もそれ真似してぇ〜!」「シンプルに感心してる」と大きな話題を集めています。
「とっっっっっっっっっっても、めっっっっっちゃくっっっっっっっちゃ楽しかったです」
「天才かと思った」と投稿されたこちらの投稿。
原稿用紙をよく見てみると…
「とっっっっっっっっっっても、めっっっっっちゃくっっっっっっっちゃ楽しかったです」
と、「っ」で文字数を稼ぎまくっています(笑)
斉藤さんによると「先生には普通に怒られてました」とのことですが……それにしても、息子さんの発想がすごい!
BuzzFeedは投稿者さんに話を聞きました。
エッセイストとして、Webメディアでエッセイを書いている斉藤ナミさん。
小学校1年生のときにこの読書感想文を書いた息子さんは、現在小学6年生だそうです。
――小学1年生当時のものということですが、当時はこの作文についてどのように思われたのでしょうか。
『めいろブック』という本にハマっていた頃だったので、めいろが楽しかった様子を作文にしていたようですが、原稿用紙1枚(400字)も埋められずこのような事態になったと記憶しております。
当時の彼の気持ちは、ちょっとわかりかねますが、今現在、本人はこの写真を見ても当時のことを覚えておらず「何これ、ありえない……」と言っております(笑)
――「先生には普通に怒られててしょんぼりしてました」とありますが、なぜこのような書き方をしたのかなど、息子さんのお話を聞かれたことはありますか?
先生からは「どこがどう面白かったのかを詳しく書いて、もう一度提出してね」という趣旨のお手紙をもらい、「“楽しかった”以外書くことないよ」とぼやいていたのを記憶しています。
結局、『めいろブック』では感想文は書けないと判断し、違う本にして書かせた覚えがあります。
――現在の息子さんは「文章大好き少年」とのことですが、感想文もしっかり書けるようになったのでしょうか?
小6になった今は、本をたくさん読むようにはなっているのですが(図書委員で月に10冊以上は読んでいます)、 感想文を書くのは変わらず苦手なようです。
無駄にセリフや改行を仕込んで、文字数稼ぎをしまくっているところは変わりません。
――ツイートに対する大きな反響を、どのように受け止められていますか?
「こんなの叱らないとダメだろ」などの批判的な意見も多くて困惑したのですが、「怒らなきゃいけないんだろうけど、見た瞬間爆笑してしまう」「発想力がすごい」「男の子って感じで最高」「反省文でこれ使おう」など、笑ってくださっているコメントもたくさんあって嬉しかったです。
もちろん、一通り笑った後に文章の書き方も指導しましたし、現在はちゃんと更生して文章大好き少年に育っているので、「ご心配なく!」と思っています。
ツイート自体、長男が「これ面白いからツイートしてよ」と言ってきたということもあり、結果、これだけバズったことは長男本人が一番喜んでおります(笑)