50%の人が誤用している「敷居が高い」の意味、「高級すぎて入りにくい」ではありません!

    これほとんどの人が間違えてるのでは?

    突然ですが、問題です。

    意外と間違えられている「敷居が高い」の意味

    日常生活や文章の中でよく使われている「敷居が高い」という言葉。「高級すぎて入りにくい」という意味で使っている人も多いのではないでしょうか。実はこの言葉、とっても誤用が多い言葉なんです。


    敷居(しきい)が高(たか)・い の解説

    不義理や面目のないことがあって、その人の家へ行きにくい。

    出典:デジタル大辞泉(小学館)

    デジタル大辞泉によると「敷居が高い」の意味は「不義理や面目のないことがあって、その人の家へ行きにくい」。実は全く違った意味の言葉だったんですね……!

    50%以上の人が間違っているというデータもあります

    文化庁が発表した「国語に関する世論調査」の令和元年度調査では、「敷居が高い」の意味を「高級すぎたり、上品すぎたりして、入りにくい」だと思っている人が56.4%、「相手に不義理などをしてしまい、行きにくい」だと思っている人が29%というデータが出ています。

    半数以上の人が誤用しているなんて、驚きですね……! みなさんは、正しい意味を知っていましたか……?