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【悲報】うちの社員に、まともにポメラニアンを描けるヤツがいない

社員達にポメラニアンを描いてもらったら、大変なことになりました。

みなさんも一度はみたことがあるはず、この小型犬。

そう、この犬こそ、 “カワイイの化身” ポメラニアンです。

古来より、ポメラニアンはそのふわふわの毛並みと、チャーミングな顔つきで、多くの犬好きを魅了してきました。

しかし……ポメラニアンには、ひとつ大きな問題があります。

全身がふわふわであるが故に、イラストで描こうと思うと、意外と難しいのがポメラニアン。

私はポメラニアンが大好きなので、何度もイラストを描こうとチャレンジしてきましたが、一向に上手に描ける気配がありません。

でも、世の中には、ポメラニアンが上手に描ける人もいるのかも……。

そこで今日は、社内の人たちにポメラニアンを描いてもらうことにしました。

隣の席のインターン「ポメラニアン耳あります?」

まずは、一番声をかけやすかった隣の席のインターンに描いてもらうことにしました。

「ポメラニアンって毛がふわふわの……いや〜、わたし絵心ないんですよね……」「ポメラニアンって耳ありましたっけ?」

不安を感じさせるワードを呟くインターン。

「はい、完成です」

不思議なことに、ちびまるこちゃんのオープニングで見たことがあるやつが提出されました。

きっと、インターンはポメラニアンを見たことがなかったのだな、と思うことにしました。

先行きを心配しながら、暇そうな上司の元へ

題材が難しすぎて、誰も描けないかもしれない……不安を抱えながら、見るからにふざけた格好でMacを触っている上司へ声をかけます。

「すいません、ポメラニアンを描いてください」

「いいよ」

「ふふっ……ポメラニアンって犬だよね?犬ってことはわかるよ。確か、アマゾンのプライムデーのときに表示されてたやつだよね」

偏ったインターネット知識から、ポメラニアンを導き出す上司。

「はい、描けたよ」

この絵を周りの人に見せたところ「燃えてる」「取り憑かれてる」というコメントが飛び交いました。

上司曰く、「ポメラニアンはさ、ライオンみたいに毛がフサフサしてるんだよね」とのこと。

おそらく、本人なりに毛のフサフサ感を表現したかったようです。

新卒組に希望を託す

とりあえず、スタートラインとして犬を描いてほしい。祈るような気持ちで、そばにいた新卒2人に紙を渡します。

「僕あんまりポメラニアンみたことないんですよね……できました!」

やっと犬らしい絵が提出されました。

しかし、提出した本人は「この絵の犬、ポメラニアンじゃなくて雑種ですよね」とイマイチな表情。

少しでも近づけようと思ったのか、「ぽめぽめ!」という聞いたことのない鳴き声を書き足していました。

そしてもう一人は「確か、目の上に毛があったはず」と真剣な表情で筆を滑らせます。

「でもポメラニアンの足どうなってるかわかんない!いいやこれで!はい!」

投げやりなわりに、今までで一番それっぽいイラストが提出されました。

写真と比べてみても、今までの中で一番ポメラニアン寄りの絵です。

そしてこの写真により「ポメラニアンを正面から見ると足が消える」という事実も発覚しました。

イラスト練習中の先輩に描いてもらう

ちょっと離れたところに座っている先輩が、イラストの練習中だと聞いたので、描いてもらうことに。

練習中ともあって「ポメラニアンね〜」と手早く描いてくれました。

猫。

先輩は「あれ…どうしたら犬っぽくなるんだろう…」と少し悩んで、結局「いぬ」と文字を書き足していました。

大人は都合が悪くなると文字でごまかそうとする傾向にあると学びました。

忙しそうな上司にも描いてもらう

隣の席の上司はイヤホンを耳にはめ、いかにも「集中してます」という装いでしたが、そんなことはポメラニアンに関係ないので描いてもらいました。

30代独身男性の描いたポメラニアンが一番ゆるくて可愛らしいという驚きの結果が出てしまいました。

この可愛さはおそらく、ポメラニアンの輪郭を全て点で描いているところがポイントになっているように思います。

猫派にも描いてもらう

隣の隣の先輩も忙しそうにしていましたが、ポメラニアンは最重要課題。紙とペンを持って席へ向かいます。

イラストを頼むと「私は猫派なので……宗派の違いで犬はちょっと……」と暗に断られましたが、無理を言って描いてもらいます。

小学生の女の子みたいな画力のイラストが提出されました。

小学生のとき、自由学習帳の端っこにこんな感じの絵を描いた覚えがあります。

高みを目指して、イラストレーターの元へ

真打ちはやはり、イラストレーターが描くポメラニアンだろう。ということで、社内イラストレーターに描いてもらうことにしました。

しかしイラストレーターから「私ポメラニアン見たことないんですよね」という危なげな発言が飛び出します。

悩みながらポメラニアンを描くイラストレーター。

そして、提出されたのがこれです。

勢いのある吹き出しをつけて誤魔化そうという魂胆が見えます。

そして、なんとなく違和感を疑問を感じる原因は、おそらくこの尻尾の形にあります。

ポメラニアンに、プードルの尻尾がついています。

毛がふわふわな犬種を混同していていることがわかる一枚となりました。

そこへ「俺、ポメラニアン飼ってた」との声が!

皆が苦戦する中、イラストレーターのそばから手が上がりました。

「俺、ポメラニアン飼ってたよ!」隣の席の編集長です。

「ポメラニアン見たことない」という声が飛び交っていた中で、ポメラニアンを毎日見ていた人が現れました。これで戦いは終わりです。

「マロ……マロ……」と飼っていたポメラニアンの名前を呟きながら筆を走らせる編集長。

誰よりも長い時間をかけ、提出された渾身の力作がこちらです。

これがマロです。

編集長によると「マロは女の子だったけど、顔がマロっぽかったのでマロと名付けられた」とのこと。

おそらくですが、マロはもっと…なんていうのかな……もっとかわいかったんじゃないかな……

編集長の絵の悪口は言えないので、察してほしいんですけど……編集長は偉い人だから……

オシャレな先輩にも描いてもらう

私の部署で一番オシャレな先輩にもポメラニアンをお願いしました。

先輩はお家で犬を飼っているとのことで、迷わず筆を進めます。

そして、提出されたのがこちら。

予想だにしないイラストが爆誕しました。

想像を絶するその画力に、周りの社員がざわつきます。

「怖い絵本に出てくる」「フサフサというより剛毛」「まどマギで見た」「絶対に悪いやつ」「魔女の手下」

そんな声に反して、先輩はイラストの端にサッとサインを書き込み、「犬を飼っているおかげで、上手に描けてよかったです!」と笑顔。

納得のいく仕上がりになったようです。

せっかくなので、社内コンペを開催してみる

イラストが10枚も集まったので、一番上手なポメラニアンを決めることにしました。

イラストの前を通りがかった人による、投票形式です。

会社の薄暗いところに勝手に貼り付けました。

通りがかった人が「なにこれ?」と言いながらシールを貼っていきます。

半日ほど放置しておいた結果、意外に票が集まりました。

激戦の末、栄えある優勝に輝いたのは………

じゃん!猫派のポメラニアンです!

まさかの結果となりました。

投票者に話を聞いたところ「いや、これが一番可愛くないですか?」とのこと。

確かに言われてみれば、今回提出されたポメラニアンの中で、一番害のない顔をしています。

猫派の先輩に優勝したことを報告しに行く

「優勝?なんで?」

困惑しつつシールを数える先輩。

なにか一言!と求めると「えっ……犬にヒゲがあるのかわかならなくて不安だったんですけど、描かないでよかったです」と堂々の受賞コメントをくれました。


ポメラニアンは、やっぱり難しい

今回、社員にポメラニアンを描いてもらってわかったことは、「やっぱりポメラニアンを描くのは難しい」ということです。

でも、難しい分、十人十色の個性豊かなポメラニアンが生まれました。

味わいのあるイラストを描くなら、ポメラニアンは意外と良い題材なのかもしれません。

皆さんもぜひ、ポメラニアン決定戦を開催してみてくださいね!





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