突然ですが、問題です

けっこう間違えられている「枯れ木も山の賑わい」の意味
日常生活や文章の中でたまに使われている「枯れ木も山の賑わい」という言葉。「人が集まればにぎやかになる」という意味で使っている人も多いのではないでしょうか。実はこの言葉、とっても誤用が多い言葉なんです。
枯れ木も山の賑わいの解説
《枯れ木も山に風情を添えるのに役立つ意から》つまらないものでも、ないよりはましであることのたとえ。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
デジタル大辞泉によると「枯れ木も山の賑わい」の意味は「つまらないものでも、ないよりはましであることのたとえ」。実は全く意味の違う言葉だったんですね……!
約5割の人が間違っているというデータもあります
文化庁が発表した「国語に関する世論調査」の平成26年度調査では、「人が集まればにぎやかになる」だと思っている人が47.2%、「つまらないものでも無いよりはまし」だと思っている人が37.6%というデータが出ています。
約半数の人が誤用しているなんて驚きですね……! みなさんは正しい意味を知っていましたか……?