意外とかんたんにできるんです。

燻製。
それはスモーキーな香りを身にまとい、ちょっと艶っぽく色っぽく、非日常な雰囲気で誘惑してくる旨いヤツ。
そんな高嶺の花的な存在と思ってた燻製、実はめっちゃ我々庶民の身近にいる、手軽な存在だったのです。
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野外では気楽に燻製できるけれど、家では煙が気になって「燻製を作るなんてとんでもない!」と思っている人も多いはず。でも煙が漏れないように工夫された燻製用の鍋がけっこう売ってるし、家のキッチンでも換気扇フル回転で大丈夫なのだ。
ということで、燻製鍋でいろいろ燻しまくって、燻製をめちゃくちゃ満喫してみる。
燻製用の温度計まで付いているので、温度調整も安心だ。適温を探るのは初心者では難しいかもしれないが大丈夫。
燻製には0〜20度で燻す冷燻製、50〜70度で燻す温燻製、80度以上で燻す熱燻製がある。
家で一番気軽に作りやすいのは熱燻製。チップを燻している熱い部分と素材が近く、熱が届いても良いので、お鍋サイズの小さなスモーカーがあればできるからだ。
そしてもう1つ、燻製で重要なのが、燻す煙となるチップ。

それではレッツクッキング!

ラップをかけずに冷蔵庫で乾燥させたり、風通しのよい所に網で吊るして乾燥させる。あいにくの雨だったので、浴室乾燥で乾かしてみた。
乾燥が終わったところで燻しタイム。

まずは燻製と言えば定番のチーズとうずらの卵を。ウズラの卵は、前日から醤油漬けにして、下味は付けていた。
もくもくー。

もくもくー。

じゃん! 燻製だ!! もう完全に燻製。

同じ素材で別のチップでも試してみる。

このかわいい燻製鍋は温度調整がめちゃ楽。

完成。チップによって色が全然違う。

手軽に普段のつまみを贅沢な燻製に。

肉と相性が良いピートスモークパウダーを使ってみる。

盛大に宴を。

変わり種も少々……。
王道の燻製も楽しいが、煙で燻せば調味料だって何だって燻製になって、普段とちょっと違う美味しさの世界が広がる。

燻製前と燻製後のカレー。

一晩冷蔵庫で寝かせて、翌日のランチに。

いやぁ。燻製って本当におもしろい。
数百円のチップで何十回と試せる手軽さ。「家で燻製なんて大変」という思い込みがふっとばされた。
食材によっては、しっかりと下準備して1週間ほどかけて作るものもあるが、まずは簡単なものから作ってみるのがいい。
それでも面倒な人は、「燻製の素」なんてものもある。

お刺身だって、生のまま気軽に燻製。

困った時は燻製本。

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