SNSを通して、IT業界でのキャリアや転職についての情報発信を行うシャーロット・チェイズさん。会社を経営しながら、TikTokアカウント@chalottechazeを運営しています。
シャーロットさんは先日、TikTokを更新。ビジネス用SNS「LinkedIn」で、前職の給与を公開した経緯を説明し、話題を呼んでいます。
通常、LinkedInのプロフィールに、前職や現職の給料までは記載しません。しかし、シャーロットさんは、あえて今までの給料を公開したといいます。
動画のキャプションで、その理由を「(給料の記載が)他の人の役に立てれば…」とつづっています。
「プロフィールに給料を記載することはおすすめしません。将来の雇い主に今の収入を教えてしまうと、本来もらえるはずだった額よりも低い給料に設定されてしまう可能性があるからです」
「(経営者の)私だからできることだし、他の人の役に立つと思ってやっているだけです。うまく使ってみてください!」
シャーロットさんの動画は80万回再生され、コメント欄にはさまざまな意見が寄せられました。
待遇面の情報を公開している会社が少なすぎることに不満を持つ人や…
シャーロットさんが1回の転職で、大幅に年収をアップさせたことに驚きを隠せない人も…
給料を公開することに対しての、デメリットを指摘する人もいました。
BuzzFeedの取材に対し、シャーロットさんは「給与を公開することで、今以上の収入を得られる可能性があると、他の人にも気づいて欲しかった」と語ります。
また、シャーロットさんは自分の給料を公開することに「抵抗はない」そう。
シャーロットさんの動画のコメント欄には、「給料を公開するべきなのは、企業側であるべきではないか」と指摘する人もいました。
シャーロットさんも、もちろん賛成しています。
「採用担当者を含めて、雇用する側は、そのポジションの予算を開示すべきです。もし予算がなければ、その募集をしていないのですから。透明性を確保すべきです」
最後にシャーロットさんは、転職活動の上でのこんなアドバイスをくれました🎤
「給料を上げる一番手っ取り早い方法は、需要のあるスキルを学び、仕事を探すことです。無料の教材は無限にあります」
「難しいのは、スキルを学ぶことではなく『自分ならできる』と信じることです。自分を疑うことを乗り越えれば、スキルの習得なんて誰にでもできることです」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:大久保 拓哉