傘を勝手に使われる都道府県はどこ? 傘に関する調査からわかった事実

    あれ、傘がないってことありますよね…

    ウェザーニューズが傘に関する調査を実施した。それによれば、傘の年間購入数と、傘・ビニール傘の所有数はいずれも東京が1位だった。

    1年間に購入する傘の本数は全国平均が0.6本で、都道府県別では1位が東京都で0.9本となった。1人あたりが持っている傘の本数でも一番多かったのは東京都で4.1本。さらに所有しているビニール傘の平均本数でも東京が1位だった。

    これらの結果は、公共交通機関を主な移動手段としている人が多く、傘の使用頻度が高いことやコンビニエンスストアなど傘を購入できる場所の多さが理由として考えられるという。

    富山県は持っている傘の平均の値段1位

    所有している傘の値段を聞いたところ、1位が富山県で2353円、次いで石川県(2262円)、東京都(2218円)となった。

    「年間の降水量の多い富山・石川県民にとって傘は大切なため、良いものを買って、大切に使うという県民性があるのではないか」と富山出身者は話す。

    男女別では、男性の平均が1651円、女性の平均が2096円となり、女性は男性より高い傘を使用していることがわかった。

    65%の人が傘を勝手に使われたことがある

    「勝手に傘が使われたことはありますか?」という質問には、65%の人が「はい」と回答した。

    都道府県別でみると、勝手に傘を使われた経験が8割を超えているのは佐賀県、高知県、石川県。反対に5割台と少なかったのは、北日本や甲信が中心だった。

    勝手に傘を使われたことがある割合の高いエリアは年間降水量が多いエリア。割合の低いエリアは年間降水量が少ないエリアと一致してい流という。