ボスを倒したうれしい瞬間や、友達との思い出を保存できる、Nintendo Switchの「スクリーンショット機能」。
そんなスクリーンショットをX(旧Twitter)に投稿できる機能が廃止されると発表されました。
任天堂は5月9日、同社の商品・サービスのサポート情報を告知するX用アカウント「任天堂サポート」(@nintendo_cs)で、「X(旧Twitter)連携および『フレンドおすすめ機能』のSNS連携終了のお知らせ」を発表しました。
終了の日時は2024年6月11日(火)午前9時。
これ以降、HOMEメニューの「アルバム」から、Xに画面写真や動画を投稿する機能が利用できなくなります。
なお、Facebookに画面写真や動画を投稿する機能は引き続き利用できますが、今後サービスを終了する可能性があるとのことです。
終了に伴い、HOMEメニューの「マイページ」にある「フレンドおすすめ機能(『フレンドになれるかも?』)」における、SNSのフレンドおすすめ機能も利用不可に。
また、ゲーム機から直接Xへの投稿ができなくなることで、ゲームと連動していた『スプラトゥーン2』および『スプラトゥーン3』にも、仕様の変更があることが告知されています。
PlayStation 、Xboxに続き、SwitchでもXとの連携が終わる
Xとゲーム機の連携機能については、2023年の4月にXboxが、同年の11月にPS4およびPS5でも提供が終了しています。
各社ともに詳細な理由は明かされていませんが、イーロン・マスク氏によるXの買収以降、Xとの連携に必要なAPIの取り扱いが変わったことを受けているのではないか、と推測されます。
そして、最後の砦であったSwitchでも、家庭用ゲーム機とSNSの連携機能が終了。これにより、家庭用ゲーム機から直接Xへ投稿できるハードは、事実上なくなりました。
投稿機能廃止後、Xに画像や動画を投稿したい場合は、一度パソコンやスマートフォンにアルバムの画像をコピーし、ゲーム機以外のメディアから投稿することになりそうです。
(サムネイル画像:Christophe Gateau/picture alliance via Getty Images)