りゅうちぇるが毎年欠かさず「6月23日」にSNSを更新している理由

    「同じ悲しみを繰り返さない為に、今を生きる僕たちが受け継がないといけない想いと、行動すべき事があります」

    6月23日、沖縄戦の戦没者を悼む「慰霊の日」を迎えた。

    日本で唯一、住民を巻き込んだ地上戦が繰り広げられた戦いであり、日米両国で20万人以上、県民の4分の1が犠牲になったとされる沖縄戦。

    「慰霊の日」は、組織的な戦闘が終わったとされる日だ。沖縄県民にとって、過去に思いを馳せ、亡くなった人たちに祈りを捧げる日となっている。

    あれから77年経った今年も、沖縄の人々は歴史を忘れることなく、戦没者の方々へ祈りを捧げ、平和を祈った。

    沖縄出身のタレント・りゅうちぇるさんはTwitterで「うーとーと」を呼びかけ

    6/23 慰霊の日。戦争体験者も減っている中"戦争なんて昔の事だ"と思う方もいるかもしれないけど、同じ悲しみを繰り返さない為に、今を生きる僕たちが受け継がないといけない想いと、行動すべき事があります。正午0時、戦没者の方にご冥福と共に、平和を守り続ける意志を誓い、うーとーとーしましょう。

    Twitter: @RYUZi33WORLD929

    6/23 慰霊の日。戦争体験者も減っている中"戦争なんて昔の事だ"と思う方もいるかもしれないけど、同じ悲しみを繰り返さない為に、今を生きる僕たちが受け継がないといけない想いと、行動すべき事があります。

    正午0時、戦没者の方にご冥福と共に、平和を守り続ける意志を誓い、うーとーとーしましょう。

    「うーとーとー」とは、沖縄の方言で「手を合わせて祈ること」を指す。

    平和を語り継ぐ大切さ

    りゅうちぇるさんは、祖母が集団自決の生き残りであり、祖父が「戦争中に日本に来た米兵」であることを、朝日新聞のインタビューで明かしている。

    祖父母からは、戦争時の体験をよく聞いていたという。

    りゅうちぇるさんは毎年、この「慰霊の日」に若い世代へメッセージを発信してている。

    僕のこのツイートで、少しでも多くの方が、慰霊の日について知っていただいて、平和について祈り、考えてくれればいいな🌼🙏🏼

    Twitter: @RYUZi33WORLD929

    2019年には

    僕のこのツイートで、少しでも多くの方が、慰霊の日について知っていただいて、平和について祈り、考えてくれればいいな

    と、語っていた。

    今回のりゅうちぇるさんのツイートには、「うーとーとーします」「どこにいてもうちなーんちゅにとってこの日は特別」「犠牲になった人たちの分まで伝え続けていこう」との声が寄せられている。